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これからのWebプログラマーに必須なスキルとは

これからのWebプログラマーに必須なスキルとは

Webプログラマーは、Webシステムに特化したプログラミングを行う仕事です。

通常、システムエンジニアが設計を行い、その設計書に従って、Webプログラマーがプログラミングを行います。しかし、場合によっては、システムエンジニアの仕事をWebプログラマーが行うこともあります。

時代と共にWebプログラミング業界も、プログラミング言語やプログラミングの方法などが変わっていきます。また、人工知能(AI)の活躍により、ある部分のプログラミングは、もはやWebプログラマーでなくてもできる時代が来ると予想されています。

Webプログラマーは、現在のところは、まだ売り手市場だと言えます。しかし今後を見据えると、人工知能(AI)にはできない部分の仕事を特化してできることや、人工知能(AI)をうまく活用することができる、などのスキルを持つことが望まれます。

これからのWebプログラマーに必須な5つのスキル

1、システム設計のスキル

案件の規模にも寄りますが、基本的にWebプログラミングは、システムエンジニアがクライアントからの要望をヒアリングし、設計したプログラムの仕様書に基づいて、Webプログラマーがプログラミングを行います。

このように、基本的にWebプログラマーはプログラミングのみ行います。
しかし、システムの設計や全体の管理に携わることができ、システムの全容を把握することができる「システム設計のスキル」があれば、バグが発生した場合、設計ミスなのか、プログラミングミスなのかを特定しやすいという利点があります。

また、プログラムはカスタマイズして再利用するケースも多々ありますから、Webプログラマーであれば「今回のプロジェクトではどのプログラムのどの部分をカスタマイズすればいいのか」、などの判断をしやすい点もあります。

何より、スピードが要求されることの多い現場で人の介在が多くなればなるほど、納期も遅れていきますから、Webプログラマーがシステム設計から関わることができるメリットは計り知れません。

2、人工知能(AI)を扱えるスキル

今後数十年の間に、人工知能は今以上に発達し、Webプログラマーの仕事はなくなることが危惧されています。

しかし、かつてCMSが登場した時も、同じようにWebデザイナーの仕事はなくなると言われていましたが、実際に一般人ができることは、テキストや画像をはめ込むことや、多少カスタマイズする程度だけでした。

今でも相変わらず、Webデザイナーの需要はたくさんあり、CMSであるWordPressを使いこなすことにより、さらに仕事の幅が広がっています。

同じように、人工知能が人工知能として役に立つためには、必ずそれを使いこなす人が必要ですので、人工知能との付き合い方を習得したWebプログラマーの需要は高まっていくでしょう。

3、英語のスキル

Webプログラマーは、プログラム自体やプログラムからはじき出されるメッセージは英語ですから、プログラミング言語を学ぶうちに必要な英語は身に着いていくものです。しかし、意外と説明文などの長文となると、読めないと言う人も多いものです。

今後、新しい技術が次々に登場して行く中で、最先端の技術の情報はほとんどが英語です。いずれ、日本語に翻訳されるとしても、いち早くその情報に触れるためには、英語の原文のまま読むことが一番です。

そのためには、例え英会話ができなくても、英文のニュースや記事などを正確に読むことができることや、英語版のコミュニティサイトに投稿したり、質問したりできる英語力を持つことが望まれます。

それにより、いち早く、最新情報を入手することや、不明点やバグについての解明などができるようになります。

4、マーケティングスキル

基本的にWebプログラマーは、設計通りのプログラミングを行います。しかし、ここでマーケティングの観点からもプログラミングを考えることができるならば、Webプログラマーとしての付加価値となります。

例えば、お問い合わせフォームを考えてみます。
サイトから離脱されにくい、または楽しく入力できるお問い合わせフォームを考案することもできるでしょう。あるいは、ユーザーが使いやすい予約システムや、ビッグデータの解析結果を元に、どんなシステムを作ればうまく活かせるのか、なども提案することができます。

このように、Webマーケッターが行うようなことをWebプログラマー側からも提案できるようになれば、今後さらに複雑になるマーケティングとの連携も取りやすくなるでしょう。

5、ヒューマンスキル

Webプログラマーがシステムを開発する現場で上流工程を任されるようになると、「Webプログラミングのチームを統括する」「要件定義書を作成する」など、マネジメントに関する仕事を行うようになります。

また、クライアントとシステムについてのより専門的な話になると、Webディレクターでは対応できない場合もあり、Webプログラマーが直接ヒアリングを行い、説明をするという場面も出てきます。ですから、コミュニケーションも重要なスキルとなります。

WebディレクターはWeb制作を統括する役目を担っていますが、その中でもより専門性の高いWebプログラミングチームの指揮は、上級職のWebプログラマーが取ることになります。

このようにWebディレクターのようなヒューマンスキルのあるWebプログラマーは、今後も需要が高くなるでしょう。また、ヒューマンスキルを兼ね備えたWebプログラマーは、マネジメント系の職種へのキャリアアップを目指すことも可能になります。

昔よりもプログラミング言語を学びやすくなったこともあり、Webプログラマーの数は現在も増え続けています。

しかし、将来的にWebプログラミングの一部の仕事が、人工知能に取って代わられる可能性や、フレームワークやライブラリのように、さらに仕事を効率化するツールが登場する可能性もあります。ゆくゆくは、Webプログラマーの人口と仕事の需要のバランスが変わって行くことも考えられます。

そのような中、Webプログラマーが今後も必要とされて行くためには、上述の5つのスキルを始めとした、プログラミング言語以外の付加価値が必須となります。

より総合的なスキルを身に着け、ユニークな存在であり続けることで、今後も必要とされるWebプログラマーとなることができるでしょう。