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ホームページデザインを決める際のはじめの一歩


ホームページの最初の印象を決定づけるのはデザインです。

どんなに有用なことが書いてあっても、あるいはどんな魅力的な商品を取り扱っていても、ホームページのデザインが悪くては人の気持ちを惹き付けることはできません。

ホームページのデザインはいわばホームページの顔であり、十分にこだわる必要があります。では、ホームページのデザインはどのように決めていくのがよいのでしょうか。

デザイン依頼の心得

まず、ホームページのデザインの最終的な責任はクライアント側にあることを覚えておく必要があります。

デザイナーがどんなに優れたデザインを作っても、クライアントが却下してしまえばそれまでです。いいデザインを却下し、お客さんが呼べないデザインを採用するという事態は避けたいものです。

最終的な責任はクライアントにありますが、デザイナーの意見は十分に聞く必要があります。

たまに金を出してるのは俺様だといわんばかりにデザイナーに対して横柄な態度をとる人がいますが、それは避けるべきです。デザイナーだって人間なのですから、そのような態度をとられれば反発したくもなります。

仕事でそれとなく手を抜かれたら困るのはクライアントのほうです。大切なのはクライアントの意向ではなくお客さんの意向です。

社内の上の人間が好きだからという理由でなく、お客さんが集まるから、支持されるからという理由でデザインを進める必要があります。

また、依頼の際にはなるべく具体的な言葉を使うことも覚えておきましょう。

「何でもいいからカッコイイの作って」「他社とは違うデザインにして」といわれても、デザイナーは困ります。「カッコイイ」「他社とは違う」と感じるかどうかは人それぞれだからです。

デザイナーが「カッコイイ」「他社とは違う」と思って作っても、クライアントが「想像していたのとは違う」と言い出したらと考えると、デザイナーは動けません。

こうしたすれ違いをなくすためには、やはりなるべく具体的な言葉で指示をする以外にはないのです。

デザインを進めるための2つのポイント

デザインを考えるうえで押さえておくべきポイントがあります。

すなわち、

1. 人間像
2. 情報

です。

人間像とは、そのホームページを見ることになる人のことです。

ホームページのデザインを考える上では、その人間像について十分にマーケティングを行い、どんな人が見てくれるのかを想像する必要があります。

たとえば、20代や30代の女性、特にOLをターゲットにホームページを作りたいと考えているとしましょう。

この場合は、若い女性が好みそうなデザインにする必要があります。まだ若い女性が対象ですから文字のサイズはそれほど大きくなくてもかまいません。

むしろ文字が大きすぎるとホームページ全体がもっさりとした印象になりやすいです。色についてはメリハリのある色遣いが好まれます。

もちろんすべての若い女性がメリハリのある色遣いを好むわけではありませんが、最大公約数の人に受けるデザインを考えるとなれば、たとえば黄色とピンクとオレンジなどといった、明るくてインパクトのある色を組み合わせたほうがいいでしょう。

情報とは、そのホームページで伝えたいことです。たとえば20代や30代のOLをターゲットにしたホームページでも、レシピサイトと婚活サイトでは求められるデザインが違います。

レシピサイトの場合は全体的に食欲がわき、料理をしたくなるようなデザインにしなければなりません。一方、婚活サイトの場合は人付き合いに対して前向きになれるようなデザインを選ばなければなりません。

ホームページ制作にあたってはまず、以上の2点をクライアントとデザイナーで十分に共有する必要があります。これらを共有しないままデザインを進めても、後戻りすることになる可能性が高いです。

情報は十分に共有し「カッコイイ」「おしゃれ」「スタイリッシュ」といったあいまいになりがちな言葉の定義を十分に確認しあっておくと、後々意識のすれ違いが起こる可能性が低くなります。

言葉だけで理想のサイトデザインを伝えるのが難しいという場合は、ほかのホームページをデザイナーに見せて「こういう感じのデザインを望んでいる」と伝えるのもいいでしょう。

最近は依然と比べてデザイン的に優れている(その結果売り上げが上がっている)ホームページがたくさんあります。ホームページ制作会社のホームページでは、そのような実績があるサイトがたくさん公開されていますので、参考にするといいでしょう。

それから、伝えたい雰囲気、テイストを大雑把でいいので書き出してみましょう。

楽しげな雰囲気を出したい、ギャラリーのような感じにしたい、青っぽいデザインにしたい、動画をたくさん載せて臨場感を伝えたいなど、いろいろと要望があるはずです。

そのことを書き出してみるだけでも、クライアントとデザイナーの意識のすれ違いがぐっと少なくなります。

[記事公開日]2018.04.05
[最終更新日]2018.10.03
[ライター]佐久間