インターネットビジネス最新情報ポータル IBNIP

Webマーケティングを考える!大学生の連絡手段はLINEやTwitterメイン

最近大学生のコミュニケーションツールとして、キャリアメール離れが加速しているという調査結果が出ています。

若者がどんなツールを連絡手段や情報収集に使用しているかを把握することは、Webマーケティングに関わる人であれば押さえておきたいところです。

今回は、最近の大学生の連絡手段の事情や、それにより考えられる影響、SNSを使用したマーケティングの成功事例について解説していきます。

大学生のキャリアメール離れ加速について

東京工科大学が、2018年度の新入生1,735名を対象にコミュニケーションツールについてのアンケート調査を行った結果、キャリアメール離れが進み、LINEやTwitterを中心としたSNSを多く活用していることが判明しました。

以下調査の概要

  • 調査日:2018年4月5日、6日
  • 調査対象:2018年度の東京工科大学1,735名
  • 調査方法:新入生ガイダンスで調査票を配布して回収

SNS利用率

SNS利用は、LINEが圧倒的な利用率を誇っています。これは3年連続で一番の利用率です。

国内では圧倒的な支持を得ているツールといえ、もはやLINEなしではWebマーケティングも成り立たないほどになっているといえます。

Twitterも人気で80%超となっており、3位はInstagramで前年からの伸びが大きく、今後も伸びていくのではないかと見られています。それに対してFacebook離れが加速しており、若者の利用離れが顕著に表れていたのが特徴的でした。

画像引用:「MarkeZine 東京工科大学調べ」

男女別の利用SNS状況

男女別においても、LINEはほぼ100%近い人が利用している状況です。Twitterでは、男性が8割弱、女性は8割超でやや多め、Instagramでは、男性3割に対して女性7割と差が広がりました。

またSNOWの利用者も男女では格差があります。InstagramやSNOWではセンスがあったり、ファッション的に人気がある投稿が女性に人気です。

画像引用:「MarkeZine 東京工科大学調べ」

携帯のキャリアメールは3分の1以下に減少

友人との連絡手段でもLINEがダントツの1位で、携帯電話やキャリアメールが2014年と比較して、7割から2割に減少していることが特徴的です。

Twitterのダイレクトメッセージは、4割をキープしており、定着度が高いといえるでしょう。その他のGmailや、Messengerなどはいずれも低い利用率となり、若者が使用していない現状が浮き彫りとなりました。

画像引用:「MarkeZine 東京工科大学調べ」

情報を得ているメディア

世間の情報を得ているツールとしては、テレビが首位で、その次はLINE、Twitterと続いています。信頼できるメディアとしてもテレビや新聞がSNSを上回り、高い影響力を保っていることがわかります。

画像引用:「MarkeZine 東京工科大学調べ」

調査から見るWebマーケティングへの影響は?

上記の調査結果からいえることは、若者向けの商品、サービスを販売する場合は、LINEやTwitterを活用したマーケティングが必須といえるでしょう。

またFacebook離れも加速していますので、若者をターゲットにした商品、サービスによってはFacebook広告の使用は再考する必要があるかもしれません。

一方でInstagramは女性を中心に使用率が拡大を続けており、今後は若い女性をターゲットにする場合は、マーケティングに活用するべきでしょう。

以下、具体的な事例を交えた施策を挙げてみました。

1年で来場者140%増に成功!

男子プロバスケットボール「B.LEAGUE」が2016年9月に開幕してから、同リーグ事務局はSNSを駆使したマーケティング戦略で来場者を増やしてきました。

ターゲットを若い女性に絞り、TwitterやInstagramを認知を広げるために、LINEとFacebookをチケット購入への経路として活用した結果、前年比来客数140%増加に成功しました。

「2020年までに来場者300万人」という目標を掲げ、毎年来場者数を10%増加を目指しています。スポーツ観戦では、2~3%増加が通常といわれる中で、10%はかなりの数といえるでしょう。

観戦したい人の割合がリーグの存在を認知している人の2割程度しかいないのを受け、「B.LEAGUE」の魅力をSNSを通して伝え、ブランディング化していく作戦に切り変えたのが良かったようです。

Instagramでは、バスケと全く関係のない可愛い料理の写真をアップしたり、バレンタイン企画を公開したり、若い女性に受けるような内容で高いレスポンスを実現しました。

若い女性をSNSを駆使取り込むことで、リーグ全体が盛り上がり、良い循環になっている成功事例で、他の商品、サービスにも応用できる点は多いといえます。

Instagramを使った成功事例

Instagramは、若い女性を中心に支持を広げているSNSツールです。活用する企業も増加しており、もはやWebマーケティングには欠かせないSNSです。

特にアパレルやコスメ、食品、ECサイトなどは上手く活用すれば非常に効果的といえるでしょう。今では、有名人よりも大きな影響力を持つインスタグラマーといわれる、Instagramに投稿する人も現れています。

それほど、ユーザーへの影響力が期待出来るツールといえます。

インスタグラムでは有名なブランドは、NIKEで6600万フォロワーを抱えています。投稿頻度は多くはないですが、動画コンテンツを多く投稿していることが特徴です。動画によるアプローチを効果的に使用して、ユーザーの心を掴んでいます。

その他にも「スターバックス」は、お菓子の家で作られた店舗が過去最高のいいねを記録したり、アート写真や心温まる写真を投稿しています。

ユーザーがホッと一息つけるような、かつスターバックスでくつろぎたいと思わせるような、写真が多く投稿されています。

どのブランドも自社の世界観や1枚の写真で、そのブランドだとわかるような世界観を確立しており自社らしさをアピールしています。

まとめ

最近の若者はLINEやTwitterを始めとするSNSを活用して、情報収集やコミュニケーションを図っています。よって、今後WebマーケティングもSNSを上手く活用し、ユーザーの心をつかむコンテンツ配信が求められます。

最近の若い女性は、Instagramの普及が進んでおり、企業も次々と活用しています。活用のポイントは、自社ブランドの世界観が上手く表現できている写真だったり、動画を多く活用することでユーザーへの訴求力がアップするといえるでしょう。

[記事公開日]2018.05.25
[最終更新日]2018.09.07
[ライター]ワカさん