インターネットビジネス最新情報ポータル IBNIP

雑学罫線ノートとは?TwitterによるWebマーケティング成功事例

Twitterがきっかけで商品化し、話題性と売上が直結した『雑学罫線ノート』というのをご存知でしょうか?

今、かなりの話題となっている商品ですが、その個性的なアイデアはもちろん、マーケティングの観点から見ても非常に学べる部分があります。

今回は、『雑学罫線ノート』についての詳しい紹介や、Webマーケティングの観点から、今後の可能性についてなど解説をしていきます。

雑学罫線ノートとは?

雑学罫線ノートとは、その名前のごとく、ノートの罫線が雑学で記載されているノートで、ロフトとキングジムがコラボし誕生した商品です。

元々は、2018年6月23日にロフトから発売された、罫線が全て円周率となっている「円周率ノート」がきっかけでした。

「円周率ノート」は、キングジムの没ネタだった商品ですが、これが2017年3月にTwitterで紹介されたところ、一般ユーザーから販売してほしいという声が殺到し、まさかの大好評商品になりました。

そして、今回の雑学罫線ノートは、その第二弾となります。

すでにネット上で話題になっており、元号や、百人一首、素数、国名、日本国内791の市名など、個性的なノートシリーズが広がりを見せています。

価格は、税込みで411円、全国のロフト111店舗と、ロフトネットストアで発売中です。

広がりの経緯は?

今回の雑学罫線ノートもすでに大きな話題となっていますが、まずはSNSでの拡散と、自社のアプリであるロフトアプリで記事配信を行っています。

また、発売当初に、ロフト初となる文房具のフェスティバル企画である「文フェス」を全店舗で大々的に開催し、各メディア媒体に大きく取り上げられたことがきっかけとなっています。

特にTwitterで、ノートの間違いを探すキャンペーンを仕掛けたり、ロフトのHP、Facebook、店頭POPでも宣伝したことも効果的でした。

この結果、珍しいコンセプトがウケて、幅広い層から支持を得て、累計売上数は25.000冊を突破するなど、快進撃を続けています。

当初は学生がターゲットでしたが、現在では年代問わず、店頭に様々な人から興味と高い関心が寄せられているそうです。

Webマーケティングの観点からの今後の可能性

今回の成功を受けて、ロフト担当者は、様々な情報チャネルと連動させることはもちろん、雑学罫線ノートを探せキャンペーンのように、商品とユーザーが一緒に楽しめる企画が良かったのではないかと分析しています。

また、没ネタ商品復活という話題性と店舗イベントやSNSキャンペーン活用のオンオフラインの融合、ユーザーとのコミュニケーションを深くして、話題性を上手く作り上げていった成功事例といえます。

ノートという誰もが日常的に使用するものに、驚きと感動を与えるアイデアが、ユーザーの購買意欲に火をつけたのでしょう。

中々売上が伸び悩んでいる商品、サービスも斬新なアイデアや切り口を加えることにより、大きなブームになるというお手本のような事例です。

一度没になったアイデアがここまでのヒットを生み出したのですから、没アイデアも捨てておけないと言えます。

まとめ

今回の雑学罫線ノートは、ユーザーに驚きと感動を与えるアイデアはもちろん、一般ユーザーを巻き込んだキャンペーン、ユーザーの声を形にした行動力も、成功の要因だったと言えます。

ユーザーと一緒に楽しめる企画であれば、企画する側も楽しくなり、その楽しさなどの良い循環が自然と広がりを見せていったという事例です。

まさに、ヒット商品は、製作側が一方的に作るのではなく、ユーザーと共に創り上げるものだということがわかります。

また、ユーザーの生の声を、ネット上や店頭イベントで拾い上げ、それを素早く商品化するスピード感も見逃せません。

こういったWebマーケティングのテクニックも需要ですが、何より企画者側のユーザーに何か面白い事や驚きを提供しようという姿勢が素晴らしいと言えるでしょう。

[記事公開日]2018.06.29
[最終更新日]2018.09.07
[ライター]ワカさん