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会話広告(会話型広告)とは?Webマーケティング業界の新しい広告

会話広告(会話型広告)という言葉をご存知でしょうか?

今Webマーケティングで話題になっており、今後Web広告の概念を覆し、導入する企業が大きく増える可能性を秘めています。

従来との広告とは一線を画す、この画期的な広告の仕組みを知っておくことは、今後マーケティング活動に大きな影響があるでしょう。

今回はこの会話広告の特徴やその詳細について、詳しく解説していきます。

会話広告の特徴

会話広告の特徴とは、Webサイトの画面上で、チャットボットがユーザーと直接コミュニケーションを取り、広告を提案する点です。

現在代表的なものとしては、株式会社ZEALSが提供しているFacebook広告とMessenger、LINEと連携させた「fanp(ファンプ)」というサービスがあります。

例えば、Facebook上のタイムライン上に表示される広告をクリックすると、ユーザーのMessengerに飛び、そこからチャットボットがユーザーに商品やサービスに関する色々な質問をして、コミュニケーションを図るという仕組みです。

ユーザー1人1人にカスタマイズされた会話が自動的になされ、ユーザーの悩みや願望などを的確に把握でき、成約率の向上はもちろん、ページ離脱者にも次のアプローチが効果的に行えます。

広告にアクセスしてきたユーザーについて、Facebook情報と連結されているため、広告主がユーザーデータを把握できるという画期的な仕組みとなっています。

どんな属性のユーザーが広告にアクセスしているか、ボットとの会話内容もデータ蓄積できる点は、大きなメリットといえます。

従来のWeb広告だと、ユーザーがクリックした後にLPから提案されるだけのものでしたが、この会話広告は、まずボットがユーザーにヒアリングし、適切なタイミングで提案するというユーザーの気持ちに寄り添った広告と言えます。

その結果、Webマーケティングにおいてリターゲティング効果が非常に高く、パーソナライズされたメッセージを送ることが可能なので、CVRが従来の何倍にもなったという事例が相次いでいるのです。

なぜ今、会話広告が話題なのか?

会話広告が今話題を集めている背景には、ユーザーのライフスタイルの変化が挙げられます。

従来は、欲しい商品やサービスをGoogleで検索してそこからリスティング広告クリックし、ランディングページ(LP)に飛ぶというスタイルが主流でした。

しかし現在は、自分の好きなSNS上(FacebookやInstagramなど)に表示されるインフィード広告からのアクセスが、圧倒的に増えてきました。

インフィード広告とは、SNSのタイムライン上のコンテンツとコンテンツの間に表示されている広告のことで、ユーザーに自然に目に入ることが特徴です。

Web広告の業界では、現在のサーチ型の広告ではなく、このインフィード型の広告が主流になるという見方が強いです。

ただ、従来のインフィード広告では、広告からLPに飛ぶだけで、すぐにユーザーの成約に至りにくかったり、次につながらないという課題がありましたが、その課題を克服できる可能性があるのが、この会話広告です。

選択肢型の会話が特徴

株式会社ZEALSが提供している「fanp」の特徴は、選択肢型の会話が特徴で、ユーザーにあまり考えさせない仕組みとなっています。

会話もチャットボットがリードしてくれるので、ユーザーは選択肢をタップするだけで、必要な情報を得られるのが特徴です。

ユーザーからの返答率も高く、今後もこのスタイルが主流になっていくと見られています。

今後はアジアを中心に国際展開していく方針で、選択式のスタイルは、外国人にも受け入れやすいと言えそうです。

会話データの蓄積

この会話広告の凄い点は、ユーザーとの会話をデータとして蓄積し、より会話のバリエーションを増やしていることです。

会話のバリエーションが増えれば、必然的にユーザーの深いニーズを把握することができ、成約率UPにも直結するでしょう。

現在「fanp」では、7千万を超える会話データを蓄積しており、将来的には10億を目指しているそうです。

近い未来には、人間と同様レベル、またはそれ以上のカスタマーサービスが実現するかもしれません。

EFO効果も抜群

会話広告は、EFO(エントリーフォームの最適化)効果も抜群です。

会話をしていく中で、適切なタイミングでサービス登録やお申し込みフォームが表示されるので、通常のLPからの申し込みよりもCVR率が高いケースが多い事が特徴です。

チャットボットとの会話で、ユーザーが商品、サービスに関心を持ったタイミングを見計らいフォームが表示されるので、自然な形で申し込みがしやすいと言えます。

そして会話のシナリオも常に改善がなされており、結果が実証されているシナリオを残し、結果が良くないシナリオはカットしていくので、日を追うごとにユーザーとの会話は効果的なものになっています。

導入手順は?

「fanp」の導入の際には、株式会社ZEALSがしっかりとフォローアップをしてくれます。

以下が簡単な導入手順です

  1. 導入企業の解決したい課題をヒアリング、シミュレーションなどで実際に課題を解決できるかどうかを確認。
  2. 導入が決定後、契約書を締結。
  3.  どのようなボットの会話にするかを決め、導入開発とローンチを実行。
  4.  実際にユーザーとの会話を開始、結果を分析し、改善をしたり課題解決のためにブラッシュアップを行う。

導入企業が得たい結果を得られるように、ZEALSが最大限のサポートをしてくれます。

実際に現場ではどのように活用されているの?

では、実際にどんな現場で、会話広告が取り入れられているのでしょうか?

「fanp」を導入して特に効果が高い業種は、人材、保険、不動産関連だそうです。
これらの共通点は、長期的にユーザーとの関係を構築しながら、ユーザーに必要な情報を適切な時期に提供することがポイントです。

逆にいえば、短期的な検討期間で購入される商品やサービスは導入しても、あまり効果が見込めないかもしれません。

すぐに必要なものであったり、あらかじめ購入する商品が決まっていれば、従来の検索型の広告からアクセスするケースが多いでしょう。

最初の質問が重要

上述の業界に限りませんが、ユーザーが最初の質問に回答すると、10問目までは回答率が下がらない、というデータが出ているそうです。

よって、最初の質問をいかにユーザーが回答してくれるように設定するかが重要です。

特に上述の業界は、じっくり考慮して検討したいユーザーが多いので、会話を進めていくうちにユーザー自身も自分の考えが整理されることが多いでしょう。

「fanp」はユーザーの回答に相槌を打ち、オウム返しなど細かい返答を工夫していることで、より人間の会話に近づけていることも大きな特徴です。

会話データは資産になる

従来の広告では、ユーザーデータを取る際にはコンバージョンが必要でしたが、「fanp」では、会話の選択肢をタップするだけでユーザーデータが蓄積されていくので、これだけでも大きな資産になるといえます。

CRM(顧客関係管理)にも大きく役に立ち、ユーザーのロイヤリティ段階に沿って、メッセージを変えたり、配信コンテンツを選ぶ事も可能です。

反応が悪いユーザーには、接触頻度を減らすなどもでき、ユーザーと適切な距離感を保つことができることも、秀逸な点と言えるでしょう。

ブロック率が1割以下

「fanp」の特徴として、低いブロック率も挙げられます。

ユーザーの1割以下しか、導入企業からのメッセージをブロックしていないという状況は、従来のLP広告とは違いユーザーに不快な思いをさせていない事を物語っています。

会話広告は、あくまでもユーザーとの良質なコミュニケーションにフォーカスをしています。

そして、ユーザーに役にたつ情報提供が先なので、従来のLPのような圧迫感のある印象を受けるユーザーが少ないと言えますので、広告主である企業の印象UPに貢献することが期待できます。

まとめ

「fanp(ファンプ)」を始めとした会話広告(会話型広告)の持つ可能性は、Webマーケティング業界にとって、非常に大きいものがあります。

今後はこう言った、よりユーザー1人1人にカスタマイズされた会話型の広告が主流になっていく可能性があります。

そして、現在スマートスピーカーなどの音声でのコミュニケーションツールが普及し始めています。

株式会社ZEALSはこれから、音声型の広告にも取り組むことを表明しており、今後が期待されます。

日本国内では人口減少は避けられないので、将来はこういったテクノロジーがユーザーに対応していくことは自然な流れだといえるでしょう。

※会話広告「fanp」の詳細を確認する場合はこちら
>>https://fanp.me/

[記事公開日]2018.07.16
[最終更新日]2018.09.07
[ライター]ワカさん