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EFO(入力フォーム最適化)とは?メリットと最適化のポイントを紹介

EFOという言葉を聞いたことがあるでしょうか?入力フォームの最適化を意味しますが、近年特に注目を集めているキーワードです。

その理由は、EFOを導入するかしないかで、ウェブサイトからの集客面はもちろん、成約率にも大きく影響するからです。

「入力フォームが多すぎてストレスだ」とか、「せっかく入力したのに、エラーになったのでまた次回にしよう」という経験は誰にでもあるかと思います。

EFOは、そうしたユーザーに快適に入力してもらうための有効な施策です。

今回は、EFO(入力フォーム最適化)とは何か?そのメリットと最適化のポイントを紹介していきます。

EFO(入力フォーム最適化)とは?

EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、ウェブサイトなどの入力フォームの最適化を指します。

ユーザーが、ウェブサイトを訪問してせっかく申し込み画面にまで来たのに、入力画面でエラーやその他の原因によりページを離脱してしまうことがよくあります。

入力フォームまでたどりついたユーザーは、アクション意欲が非常に高いといえますが、こちらの予想以上に、多くのユーザーが入力時点でフォームページから離脱している現状にあります。

EFOは、そうしたユーザーのページの離脱を防ぐために、改善ポイントを見つけ、入力フォームを最適化して、成約率を上げる手助けをしてくれます。

これにより入力フォームのユーザビリティを向上させ、ユーザーを確実にコンバージョンへとつなげることが可能なのです。

EFOによるフォームに追加する機能の例

ユーザーへの入力支援や、エラーの検知、入力ミスによるページの離脱防止などの機能を、入力フォームに追加することも、EFOになります。

EFO(入力フォーム最適化)となる機能には、以下のものがあります。

  1. 必要事項に背景色を設定して、ユーザーが正確に入力することで背景色が消える「カラーリング機能」
  2. 入力ミスの時に、吹き出しでエラー内容を通知する「リアルタイムエラーメッセージ機能」
  3. 入力ミスや未入力時に送信ボタンが押せないようにする「エラー時送信ブロック機能」
  4. 郵便番号から住所を特定する「住所自動補完機能」
  5. 「フリガナ自動入力機能」
  6. 入力必須事項の文字の残数を表示する「残数ナビゲーション機能」
  7. 間違い操作や予期しないリンク移動を防ぐ「離脱ブロック機能」
  8. 半角や全角、数字、英字の文字設定を行う「文字入力モード設定機能」

など。

EFOを実施するメリット

ユーザーが入力フォームまで来たのに、成約に至っていない確率は80%にも達しているというデータがあります。

EFOを行うことで、ユーザーのページ離脱率を改善することは、集客面や成約率の向上、資料請求などの有力な見込み客の獲得の際に大きなメリットがあるといえます。

入力がスムーズになる

EFOを実行すると、ユーザーがエントリーフォームへの入力がスムーズになるというメリットがあります。

中でも、ECサイトなどのショッピングサイトは、商品を選択して購入するまでに、いくつかの必要事項を入力しなければいけません。

住所や支払い方法、クレジットカード情報などの入力は、ユーザーにとって手間と時間がかかる内容です。

例えば、ユーザーが住所や配送日時などを入力して、クレジットカード情報入力時にエラーが出てしまったとしたら、どうでしょうか?そこから、再度入力情報を入れたいと思う人はいないでしょう。

こういた事態を防ぐためにEFOを実行するメリットは大きいといえます。

離脱率の減少ができる

無数にあるウェブサイトの中で、ユーザーに選ばれるサイトになるためには、入力フォームは非常に重要なポイントです。

ここでエラーが出たり、入力項目が多くて煩わしさを感じれば、ユーザーはページを離脱せざるを得ません。

EFOを実行すると、どこの項目でエラーメッセージが出るのかを指示してくれたり、アルファベットの大文字、小文字の指示をしてくれたり、郵便番号のハイフンの省略の指示をしてくれることによりユーザーが快適に入力できるようになります。

また、既述のように郵便番号を入れただけで、住所が特定される機能もあります。

EFOを施すことによって、ユーザーが最後まで、確実にフォームの入力をして、ページの離脱がないようにする役割があるのです。

ログ解析ができる

EFO実行のメリットは、上述の様々な機能の他に、ログデータを保存してフォームの解析も可能な点です。

ログ解析からは、各入力項目のエラー発生率や離脱のタイミング、離脱条件などのデータ解析が可能で、それらの解析からフォームの改善策を明確にすることができます。

EFOにデメリットはあるの?

EFOは、ケースによっては、デメリットにつながることも考えられます。特に、入力フォームの確認画面を省略する際に起こりえます。

 

①送信内容を間違える

当然ですが、確認画面がなくなることで、入力内容に誤りが増えるケースが考えられます。

ECサイト系や銀行や証券などの金融関係の場合は、誤りを防ぐため、確認画面はあったほうが良いでしょう。

②確認画面を想定している人は満足度が下がるケースも

ユーザーは、確認画面があることに慣れているため、まだ送信するつもりではないと思っていても送信扱いになってしまい、ユーザー満足度が下がることにつながる場合があります。

EFOは、ユーザー満足度が上がるための改善だといえますが、場合にとってはデメリットになる場合もあるので、ユーザー目線で活用したいところです。

最適化のポイントとは?

EFOを活用した入力フォーム最適化のポイントは、先ず入力フォームでユーザーがどの点につまづいて、ページを離脱するのかを発見しなければいけません。

解析ツールなどを使用すれば、ユーザーが入力フォームでどのくらい入力を終了させたかがわかります。

その後、ネックになっている項目を改善してCVRを確認してみるのも有効です。また、「EFOツール」というASP型のサービスを活用する方法もあります。

これは、フォームの項目ごとにユーザーがどの項目で離脱したかが確認できます。ツールによっては、ユーザーの入力時間を調べることも可能です。

ページ離脱の原因

ユーザーがページを離脱する原因として、以下の内容が考えられます。

  1. 入力項目が多い
  2. 入力ステップ(段階)が多い
  3. 入力がリセットされてしまうケースが多い
  4. 必須項目がどれかわかりづらい
  5. 半角、全角の項目がわかりにくく、何度もやり直しさせられる
  6. 入力フォーム内に他のページへのリンクが多い

これらがユーザーがページ離脱しやすい原因と考えられます。

入力ページの改善法1

これらの改善点として、「1.入力項目が多い」「2.入力ステップ(段階)が多い」に関しては、入力項目を必要最低限に絞り、無駄な項目を減らすことです。

ユーザーは入力ページを見て、入力項目が多いとそれだけでうんざりしてしまい、ページを離脱したくなります。

そして、なるべく入力ページを分けないで、まとめることです。

ページ遷移回数が多ければ多いほど、ユーザーのストレスにつながってしまいます。

またメールアドレスを入力し、空メールや返信メールから再度アクセスしたり、別のページに移動してアンケート入力などを行うなど、登録完了まで長い時間がかかってしまうものも、ページ離脱につながりますので注意しましょう。

入力ページの改善法2

上述のページ離脱の原因「3.入力がリセットされてしまうケースが多い」の改善法としては、入力した内容は保存できるようにしておくべきです。

ユーザーが、入力を途中まで進めてBackSpaceなどで前のページに戻る場合でも、入力内容が消えないような仕様にしておくことがベストといえるでしょう。

また、離脱原因の「4.必須項目がどれかわかりづらい」「5.半角、全角の項目がわかりにくく、何度もやり直しさせられる」については、EFOツールなどを活用して改善できます。

EFOツールを使用すると、必要項目に赤字などで目印をつけることもできますし、半角、全角指示のメッセージを表示することもできます。

また、ページ離脱原因である「6.入力フォーム内に他のページへのリンクが多い」においても、EFOツールを使用することによって、他のページへのリンククリックの際に、離脱を確認するページが表示され、離脱を防ぐことができます。

スマホへの対応も必須

現在では、PCからの訪問数よりも、スマホなどモバイルからサイトへの訪問数が増えています。

ECサイトの場合も、スマホからの件数が急増しています。

しかし、入力フォームにおいては、PCサイトのフォームをそのまま利用しているケースが多く見られ、スマホからの入力は大きなストレスになるケースが多いといえます。

入力フォームがPCサイトのままだと、スマホユーザーのページ離脱率は高くなる傾向にあります。

よって、スマホ対応のEFOを活用して、入力事項を少なくするなど細かな設定をすることで離脱率の軽減や、コンバージョン率の向上が期待できるでしょう。

まとめ

EFOとは、入力フォームの最適化を意味し、ユーザーが入力画面でストレスなくスムーズに入力作業をする際の手助けとなるツールです。

これにより、ウェブサイトの集客面はもちろん、成約率の向上やユーザー満足度の向上を期待することができます。

近年は特にスマホからの訪問者数が急増しているので、モバイル対応のEFOを導入することも大切なポイントといえるでしょう。

[記事公開日]2018.02.25
[最終更新日]2018.07.26
[ライター]ワカさん