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Web制作してからの集客方法。2大集客方法と、広告出稿7選

Web制作してから、集客数を増やすための手法は複数ありますが、その中でも特にメジャーで効果が高いのが「SEO」と「広告出稿」です。

SEOは検索エンジンで上位に表示されるための様々な取り組みの総称で、広告出稿は検索エンジンやWebサイトなどにお金を払って広告を掲載してもらうことです。

どちらも一長一短で、状況に応じて適切に使い分けることによって、少ない費用で多くの来訪者を得ることが出来ます。

今回の記事では広告出稿がSEOとどう違うのか、広告出稿によって得られる具体的な効果、広告の種類などをまとめて解説いたします。

SEOと広告出稿の主な特徴

それぞれの具体的な方法に移る前に、SEOと広告出稿の主な特徴についてお話しいたします。両者の主な特徴を表にまとめると以下のようになります。

特徴 SEO 広告出稿
費用 無料~有料 有料
即効性 ない ある
継続性 ある ない

費用について

SEOは検索エンジンで上位に表示されるための取り組みです。これ自体は無料で行なえます。

もちろん、お金を払って業者に依頼することも可能ですし、実際にはまるっきり無料という訳にはいかない(SEOの具体的な方法を学ぶために書籍を買ったり、セミナーに参加したりするため)ですが、やろうと思えば少ない費用で取り組めるのはSEOの良いところです。

一方、広告出稿は検索エンジンやWebサイトにお金を払って広告を表示してもらう行為ですので、当然費用がかかります。

費用体系には、クリックが発生するたびに費用が発生する「クリック課金型」、表示されるたびに費用が発生する「インプレッション課金型」などがあります。

どの料金体系も一長一短ですが、効果を得るためにはある程度の費用がかかるという点では同じです。

例として、Yahoo!トップの検索エンジンのテキストボックスの右側にあるバナー広告の表示スペースはインプレッション課金型で、費用は広告表示回数×1円です。

表示回数は850万回なので、費用は850万円です。

即効性について

SEOは、始めてから効果が出るまでにかなり時間がかかります。現時点ですでに上位表示されているWeb ページを抜くのは簡単なことではないからです。

ライバルサイトの強さや自身のWebサイトのコンテンツの充実度などにもよりますが、安定して上位表示されるためには少なくとも数ヶ月、長ければ数年以上の時間がかかります。

一方、広告出稿はお金を払えばすぐに行えるため、即時性が高いです。現時点で殆ど人に知られていないWebサイトでも、お金さえ積めばすぐに集客できます。

まだWebサイトが殆ど知られていないうちは、広告出稿で手っ取り早くWebサイトの認知度を上げるのが有効な手法となります。

サイトの認知度が上がればSNSなどで言及される機会が増えますし、それを目にした人が検索エンジンやリンクからWebサイトに来てくれる可能性も高まります。

継続性について

SEOは一度効果が出れば、長い間効果を発揮し続けます。

現時点ですでに上位表示されているWebページを抜くのは簡単なことではありませんが、一度抜いてしまえば今度は抜かれにくくなります。

効果的なSEOは、Webサイトを継続的に上位表示させ続けるため、サイトを資産化する効果があるといえます。

一方、広告出稿は即時性こそ高いものの、継続性はありません。広告出稿期間が終われば、また以前と同じ状態に戻ります。

広告をクリックしてくれた人の何割かがリピーターになってくれれば理想ですが、なかなかうまくいかない場合も少なくありません。

Web広告の目的は大まかに3つ存在する

Web広告を出稿する目的は、事業者によって異なります。Web広告の主な目的(得たい効果)は以下の3点です。

1. インプレッション効果

インプレッション効果とは、まだ広く知られていないサービスや商品などをユーザーに広く知ってもらうことです。

中小企業のサービスや商品などは、そもそも一般に殆ど知られていないことが多く、まずはインプレッション効果を得るところから始まります。

2. トラフィック効果

トラフィック効果とは、広告内のリンクをクリックさせて、Webサイトに誘導することです。

Webサイトに来てもらえれば、このまま後述するレスポンス効果を得られるかもしれません。

3. レスポンス効果

レスポンス効果とは、商品購入、資料請求、会員登録などを行ってもらうことです。こうした最終的な行動を「コンバージョン」といいます。

広告によっては、インプレッション効果、トラフィック効果、レスポンス効果の複数を一挙に狙うこともありますし、一つだけを重点的に狙うこともあります。

自社の扱っている商品、自社ブランドの認知度などによって、重点を置くべき効果は異なります。

ウェブ広告の種類

2017年11月現在、よく使われている主な広告は以下の7種類です。

1. 検索連動型広告

検索連動型広告は、検索エンジンの検索結果に表示される広告です。表示される広告は、検索キーワードに関連したものです。

例えばGoogleで「SEO対策」と検索すると、SEOの無料相談を行っているWebサイトや、SEO対策会社の比較サイトなどが表示されます。

入力したキーワード、すなわちユーザーが何らかの興味を持っているキーワードに関連した広告が表示されるため、ユーザーに興味を持ってもらいやすいのが特徴です。

検索連動型広告を出稿する場合は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンに対して、出稿の手続き行います。

料金は基本的にクリックされるたびに費用が発生するクリック課金型です。何万回広告が表示されても、1回もクリックされなければ費用は発生しません。

広告出稿側は、キーワードに対して入札を行います。

例えば「SEO対策」というキーワードで検索された場合に広告を表示したい場合は「SEO対策」というキーワードに対して入札を行います。

入札価格とは「1クリックいくらまでならば支払っていいか」という価格です。この価格が高いほど、優先的に表示されます。

ただし、完全に入札価格だけで順位が決まるわけではなく、広告の質などにも影響されます。広告の質が同一ならば、入札価格で順位が決まるともいえますが。

なお、当然ながらキーワードによって目安となる入札価格は異なります。

人気が高いキーワードには多数の広告主が出稿するため、必然的に入札価格は高まります。逆にあまり人気のないキーワードの入札価格はあまり高くなりません。

2. アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、最終的なコンバージョン(購入や資料請求、会員登録など)が発生するたびに課金される広告の総称です。

形式はバナー広告がメインで、テキスト広告も少しだけ存在します。

表示されただけ、あるいはクリックされただけでは広告費用がかからないため、赤字にならないというのが最大の特徴です。

一方で広告を表示する媒体にとってはやや都合が悪い広告であるため、成約が生まれた時の課金額(コンバージョン単価)は高めに設定されることが多いです。

アフィリエイト広告は媒体に直接掲載をお願いすることもできますが、通常はASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)を通して媒体を探します。

ASPはアフィリエイト広告の広告主と、それを掲載したい媒体が多数集まるWeb サービスです。

媒体の運営者(アフィリエイター)はASPに登録されている広告の中から、自分のWebサイトの雰囲気やコンセプトに合った広告を探して、それをWebサイトに掲載します。

逆に言えば、アフィリエイターに選んでもらえない限り、広告は掲載されないのです。

ASPの料金体系は初期費用、月額費用、成果報酬の3本柱となっています。初期費用と月額費用は成約の有無にかかわらずかかるので注意しましょう。

3. 動画広告

動画広告とは、文字通り動画の広告です。Web上で流れるテレビCMだと思っていただければだいたい間違いありません。

いままでのウェブ広告はテキスト(文字)やバナー(画像)によるものが一般的でしたが、ブロードバンド回線が普及した現代においては、動画広告も当たり前に見られるようになりました。

動画広告は、テキストやバナーと比べて伝えられる情報量が多いため、全体的にクリック率は高めです。

一方で広告を作ること自体に費用がかかるので、中小企業にとっては参入しづらい一面もあります。
動画広告にはいくつか種類がありますが、最も主流なのがインストリーム広告です。
インストリーム広告とは、YouTubeやニコニコ動画などで、動画で見ようとした動画を再生する前に流れる動画広告で、全体の7割を占めています。

他にはインスクロール広告(動画が一定時間採用されたら自動的に挿入される広告)やインバナー広告(従来バナーが表示されていた部分に表示される広告)などがあります。

動画広告の主な出稿媒体は、YouTubeとニコニコ動画、それからFacebookとTwitterです。特にYouTubeは利用者層が多く、その分多くの潜在的な顧客に訴えられます。

課金方法は通常、1視聴ごとにかかることが多いです。媒体によって、何秒再生されたら視聴したとみなすかは異なります。

4. アドネットワーク広告

アドネットワークとは、業者が広告媒体のWebサイトを多数集めたネットワークを形成し、広告主がそのネットワークを活用して多数のWebサイトに一斉に広告を配信する手法です。

ネットワークには企業や個人のWebサイト、ブログ、SNSなどが加入しており、違ったタイプの媒体に一度に出稿できるのが大きなポイントです。

一つの手続きで複数のWebサイトに趣向できる効率の良さが最大の特徴です。

もちろん、ネットワーク内のすべてのWebサイトに広告を出稿する必要はなく、例えば「ネットワーク内のうち、健康について取り扱っているウェブサイトのみに出稿する」といったようなことも可能です。

アドネットワークの最大手はGoogle AdSenseです。広告出稿は、Google AdWordsから行います。

料金体系はアドネットワーク業者によって異なりますが、クリック課金型がメインです。

5. ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、Webサイトの記事に溶け込むように表示される広告です。広告でありながらそのWebサイトのコンテンツの一部として見える広告です。

前述の検索連動型広告も、検索結果のように見えるという点ではネイティブ広告に含まれるかもしれません(ネイティブ広告という言葉にそこまで厳密な定義はないのでなんともいえませんが)。

ネイティブ広告は、他の広告と比べると「広告感」が薄いです(ただし、媒体側はそれを広告だと明記しなければならない義務があります)。

そのため、通常の広告に対して抵抗感・忌避感を持つユーザーにも抵抗なく見てもらえます。一方で、肝心の広告があまりにも売り込み感たっぷりだと、かえって反発を招く恐れもあります。

6. SNS向け広告

SNS向け広告とは、その名の通りSNSに出稿される広告です。広告が出稿可能でなおかつユーザーが多いSNSはFacebookとTwitter、あとはLINEです。

いずれも比較的低予算で取り組めるため、中小企業でも比較的気軽に出稿できます。特にTwitterの場合は拡散されやすく、少ない費用で大幅に知名度を上げることも出来ます。

7. メール広告

メール広告は、電子メールに掲載される広告です。

インターネットが普及し始めた頃からある、Webの世界では伝統的な手法で、ともすれば前時代的と見られがちですが、まだまだ効果があります。

個人に送るものであるため、特別感を出しやすいのがポイントです。相手のメールアドレスを知らないと配信できないというデメリットもあります。

プッシュ型広告とプル型広告

先ほど紹介した広告は、おおむねプッシュ型広告とプル型広告に分類できます。

プッシュ型広告

こちらから不特定多数のユーザーに見せていく広告

プル型広告

特定多数、つまりもともとコチラの取り扱っている商品にある程度関心があるであろう人に対して、見せていく広告です。

例えば、アフィリエイト広告によるバナー広告やテキスト広告は、不特定多数の人に表示されるプッシュ型広告、検索連動型広告は特定のキーワードに興味を持つ人にのみ表示されるプル型広告です。

プッシュ型広告のメリットとデメリット

プッシュ型広告のメリットは、無関心層にも積極的に訴えかけるため、大きなインプレッション効果が得やすいことです。

一方、プッシュ型広告のデメリットは、広告を見せられても関心を持たなそうな層にも訴えかけてしまうため、トラフィック効果やレスポンス効果が得づらいことです。

どちらかと言うと、知られていないものを知らせるための広告と言えるでしょう。

プル型広告のメリットとデメリット

プル型広告のメリットは、自社商品に感心を持っているであろう層にのみ、効果的に訴えかけるため、トラフィック効果やレスポンス効果を得やすく、費用対効果が優秀になりやすいことです。

一方、プル型広告のデメリットは、無関心層にはアプローチしないため、インプレッション効果を得づらいことです。

もともと知られていない商品をプル型広告単体で売るのは難しく、プッシュ型広告との組み合わせが重要になります。

Web広告の誘導先(ランディングページ)の作り方

ウェブ広告をクリックすると、そのリンク先のWebページに飛ばされます。様々な広告からたどり着けるリンク先のWebページをランディングページと呼びます。

ランディングページではなく通常のWebサイトに飛ばすこともありますが、ランディングページは通常のWebサイトと違い、広告をクリックしたユーザーに特化した内容にしやすく、1枚ですべて済ませるためページ遷移の必要がないというメリットがあります。

制作費用も通常のウェブサイトより安く済むことが多いです。このランディングページに魅力がないと、いくら広告をクリックさせても売り上げが生まれません。

ランディングページは売り上げ高を決める重要な要素であるため、多少お金をかけてでも質の高いものを作るべきです。

ランディングページの作り方は千差万別であり、効果があるとされている手法も色々とあるのですが、最初に目に留まるページ上部(ファーストビュー)に最も力を入れるべきであることは間違いありません。

ここが魅力的でないと、その下の方にどんなに魅力的なことが書いてあっても、そもそもそこまで読んでもらえないので全く無意味です。

ユーザーがファーストビューを見て、自分にとって利益になりそうか、ならなそうかを判断するのに使う時間は約3秒。そこでユーザーの心をつかまねばなりません。

ごちゃごちゃと文字を増やしてもおそらく読んでもらえないので、画像や短いキャッチコピー、効果が理解しやすい数字などを大きく表示して心をつかみましょう。

また、ランディングページでは、商品の紹介ではなく商品を使うメリットを紹介すべきです。

その商品がどのようなこだわりを持って作られているとかなどと言う話は、ユーザにとっては大して重要なことではありません。

ユーザが気にするのは、その商品を買うとどんないいことがあるのか、ということです。

購入者のコメント、他社商品との比較などを積極的に行い、「商品を購入したことによって達成できる明るい未来」を想起させましょう。

広告の効果測定方法

広告を出稿し、しばらく経ったら、その広告がどの程度の効果をあげたかの判断を行います。

広告の効果測定はそれほど難しいものではありませんが、ただ闇雲に数字のデータを集めてもうまく行きません。数あるデータの中から、意味がある数字を抽出していく必要があります。

広告によって、意味を持つ数値は異なります。例えば、商品を認知させたいときの広告では、インプレッション数やクリック数やクリック率が大切になります。

商品を購入させたい時の広告では、コンバージョン数(契約数)やコンバージョン率(契約率)が大切になります。

どのような目的を持って広告を出稿したのか改めて見直すところから、広告の効果測定は始まります。

また、広告効果は、必ず広告別にチェックする必要があります。

バナーであればどのようなデザインのバナーが最もよくクリックされたのかを解析する必要がありますし、検索連動型広告であれば、どのキーワードが最もよくクリックされたのかを解析する必要があります。

また、同じ広告であっても、掲載媒体によって成果が変わることがあります。アフィリエイト広告を出稿する場合は、特にこの点を注視した方がいいでしょう。

広告の効果測定ツールを導入すると、様々な導入経路を1つの画面で簡単に解析・比較できるようになります。

作業工数を減らせるだけでなく、改善の判断もやりやすくなります。

ただし、ある程度費用がかかるので、広告にかけている予算がもともと少ない場合は必ずしも導入する必要はありません。

以下に代表的な広告の効果測定ツールを掲載しておきますので、気になる方はご覧になってください。

まとめ

  • Web制作後の集客の方法は、大きくSEOと広告出稿に分けられる
  • 広告出稿は短期的な効果を見込めるが、長期的な効果は見込めない
  • SEOと広告出稿を組み合わせることによって、大きな効果が得られる
  • 広告で得られる効果は「インプレッション効果」「トラフィック効果」「レスポンス効果」の3つ
  • 広告には「検索連動型広告」や「アフィリエイト広告」等がある
  • 広告の誘導先「ランディングページ」も力を入れて作る
  • 広告を出稿したら必ず効果を測定する

広告出稿は、知名度のないWebサイトでも短期的に集客効果が見込める優れた手法です。SEOとうまく組み合わせて活用し、Webサイトの資産価値を高めていきましょう。

[記事公開日]2017.12.27
[最終更新日]2018.09.07
[ライター]佐久間