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Webプロデューサーに必要な人材の適切な配置について

Webプロデューサーにとって、チームメンバーの特性をつかみ、適材適所に人材を配置することは、非常に重要なタスクです。そこで今回は、Webプロデューサーが、人材を適切に配置するために必要なことを、わかりやすく説明をしていきます。

コミュニケーションを十分にとること

Webプロデューサーにとって、コミュニケーションは人材の適切な配置のために非常に重要です。

人材の配置前にはメンバーに十分に説明をし、やりがいとモチベーションを高くもたせ、各自の持ち場に臨ませることは、仕事を円滑に進める上で非常に重要といえるでしょう。

メンバーによっては、「なぜ自分がこの配置なのか?」と疑問をもつメンバーもいるかもしれません。そんな時でも、しっかりと納得させるだけの理由を持たなければいけません。

メンバーの個性と長所を尊重する

「プロジェクト成功のため」「あなたの今後のキャリアを考慮して」「あなたにはこれこれこういう能力と長所がある」等、メンバーの能力や個性、長所を尊重しましょう。

チーム全体として最高のパフォーマンスを発揮して、成果が上がるようにコミュニケーションを図っていきましょう。

特にメンバーの能力向上とモチベーションアップも考慮に入れる場合は、現状のスキル以上の役割を与えることも大切です。より次のステップへチャレンジさせるような配置も必要といえるでしょう。

コミュニケーションのコツは、常に相手のベネフィットを考慮し、とにかく前向きになるように話すことです。

言いっぱなしではなく相手の言い分も十分に聞き、受け止めて理解することが必要です。

メンバーの性格や個性もしっかりと把握する必要があるでしょう。人によっては、主体的に動いてくれる人もいますし、細かく指示を出してあげた方が良い人もいます。

もしメンバーが配置に不満を持っている場合は、それをきちんと聞き出して理解を示すことも重要です。

ただ一方的にワンマンな態度で押し付けてもメンバーは気持ちよく仕事に臨めません。そして、こちらの意図が十分に伝わっているかどうかの確認も忘れてはいけません。

配置時にしっかりとメンバーの責任分担を定めて、会社として「こういう期待と役割をあなたに求めている」ことを、メンバーがきちんと理解をしているかどうかも確認をしましょう。

メンバーのスキルと納期管理を考慮する

メンバー1人1人のスキルと工数に対して、納期までに一定水準のクオリティで仕上げられるかどうかも、きちんと熟慮すべきでしょう。

ベテランのメンバーであれば、実績を考えてある程度計算が立ちますが、もし実績が浅いメンバーの場合は、他のメンバーのよるフォローも考慮しなければいけません。

Webプロデューサーは、他に様々なやるべき仕事がありますので、経験の浅いメンバーには常にベテランのメンバーをそばに配置する配慮が必要になるでしょう。

人材を適材適所に配置をすることにより納期に追われることなく、常に余裕をもってスケジュールを進めていきましょう。

多能工によるフォロー体制

人材配置は、1人のスタッフが1つの作業を集中して行う、単能工型スタイルがベースとなります。

しかし、ベストな人材配置は、単能工をベースとしながらも、突然の体調不良や作業が継続できないケースに備えて、1人で複数の作業をこなすことができる多能工の人材をチームに入れておくと、急なトラブル時でも対応が可能です。

チームに、複数人の多能工スタッフを入れるだけで、まわりに安心感を与え、急なトラブル時でも納期を守ることができます。

スタッフ側の事情に流されすぎない

人材の適切な配置の為には、あまりスタッフの事情に流されすぎないことも大切です。例としては、制作スタッフであれば、どうしても制作にこだわりすぎるところがあります。

しかし、Webプロデューサーから見ればそこがゴールではなく、「クライアントと自社の利益」を限られた予算で最大限に出すことが目的です。

Web制作は、もちろんクオリティが良ければそれに越したことはないですが、そこがゴールなのではないということです。

あくまでもクライアントの問題や悩みを解決して、利益を最大限に出すことが最優先ですので、それを達成するための人材配置であるべきです。

スタッフ側の事情を十分に考慮することは必要ですが、あまり流されすぎてもよくありません。目的に沿ったぶれない人材配置が求められるのです。それを理解させるためには、上述のコミュニケーション能力が必要といえるでしょう。

360度評価も参考にする

360度評価とは、Webプロデューサーからの評価だけではなく、メンバーの同僚や部下、他の部署等、色々な人からの評価も参考にするということです。

自分だけの評価だと偏りがでてしまう可能性があります。360度評価を活用することにより、メンバーをより正確に公平に見ることができ、適切な人材配置に役に立つでしょう。

人物面はもちろん、スキル面でも活用が可能です。意外と自分だけでは把握できなかったメンバーの新しいスキルが発見できるかもしれません。

強みを最大限に生かす。

360度評価によって、メンバーの弱みや不得意分野は避けて、強みに特化することも非常に重要です。メンバーが不得意なこともしなければいけないようだと、個人はもちろんチーム全体のパフォーマンスも下がります。

特にプレッシャーに弱いメンバーに不得意分野ばかりをさせるとストレスが溜まります。メンバーをなるべくプレッシャーから解放し強みにフォーカスできる配置を考慮しましょう。

無駄を省いて最大限生産性を発揮する配置を

適切な人材配置は、完璧には難しく、実際に始動してみないとわからない場合があります。

長年一緒に同じメンバーで動いている場合はある程度は計算できますが、社内外から新しいメンバーが加わってくる場合は、Webプロデューサーの適切な見極めが重要となってきます。

人材のスキルと性格やタイプは、単純なものではありません。過少評価をしてもいけないし、過大評価をしすぎてもうまくいきません。

心理学的なものやメンバー1人1人が、どういう状況のときに最大のパフォーマンスを発揮できるのかを、良く考慮しなければいけません。

そういった意味では、Webプロデューサー自身が普段から人材を見極める訓練をする必要がありますし、日頃から信頼関係を築いていく必要があるといえるでしょう。

無駄を極力省き、チームで良い化学反応を起こして、最大の生産性を発揮できる人材の配置が、プロジェクト成功の鍵といえるでしょう。

まとめ

Webプロデューサーが適切な人材配置をするために必要なことは、メンバーの個性と長所を尊重して、しっかりと会社として期待する役割と内容を伝える事です。メンバーの希望や考えも、十分に理解して聞くようにしましょう。

メンバーの次のキャリアも考えて、現状より少しレベルの高い業務を与える事も必要でしょうし、納期や工数を考えて、余裕のある配置をする事も重要です。

そのために、トラブルに備えて経験の浅い人とベテランを組み合わせたり、複数の作業が出来るスタッフを配置する等の配慮をしていきましょう。

スタッフの事情を十分に考慮する事も重要ですが、目的はクライアントと自社の予算に合わせて利益を最大限に出すことです。

あくまでもその目的に沿った人材配置を実行する事が大切です。スタッフの事情に流されすぎて目的を見失っては良い配置とはいえません。

360度評価等を活用し、無駄を省いてチームの生産性を最大限に発揮をしてメンバーの不得意なタスクは極力省き、強みに特化する配置を心がけましょう。

[記事公開日]2017.12.15
[最終更新日]2018.10.03
[ライター]ワカさん