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Webプロデューサーに必要な企画力の鍛え方について

ウェブサイトの計画立案者にして責任者でもあるWebプロデューサー。この役職に求められるスキルは多数ありますが、その中でも特に大切なのが企画力です。

ここでいう企画とは、簡単に言えばWebサイトを実際に作り始める前に存在する工程、例えばヒアリングやマーケティング、リサーチなどのことです。

こうした事前の準備をしっかりと行わないまま(企画を十分に練り込まないまま)、見栄えが良いWebサイトを作っても、クライアントが抱えている課題を真に解決することはできません。

今回の記事では、クライアントが抱えている課題を、真に解決するウェブサイトを企画する方法を解説いたしますので、Webプロデューサーの方は是非参考にしてください。

企画力は才能だけでは決まらない

Webサイトを企画する上で一番大切なのは、企画の手順を知っていること、つまりは知識です。

もちろん直感的なセンスや才能があるに越したことはありませんが、知識があれば才能がなくとも十分合格レベルのWebサイトが立案できます。

逆に言えば、もし良いWebサイトができなかったとしたら、それは才能ではなく知識不足のせい、ということでもあります。

ここからは具体的なWebサイトの規格の手順を解説いたします。

まずは何はともあれ「ヒアリング」

Webサイトの企画で最初に行うのは「ヒアリング」です。

クライアントに大きな利益をもたらすWebサイトを作成するためには、ヒアリングによってクライアントの要望を明らかにしなければなりません。

クライアントが何を求めているのかを理解しなければ、良いWebサイトができるはずがないからです。

クライアントの中には、Web制作会社に丸投げしても良いWebサイトが作れると思っている人も少なくありませんが、それは大いなる誤解です。

ウェブ制作会社にどんなに優秀な人材が揃っていたとしても、クライアントの協力なくして良いWebサイトはできませんので、もし丸投げするかのような態度をとってきたとしても、粘り強くヒアリングを行わなければなりません。

※ヒアリングのポイントについて、こちらの記事も参考になります。
>>Webプロデューサーに必要なヒアリングスキルを上げる5つの方法

ヒアリングをもとにターゲットを設定する

ヒアリングで集めたデータをもとに、制作するWebサイトのターゲットを決定します。

Webサイトに来てほしいのは既存客なのか新規客なのか、男性なのか女性なのか、若者なのか中年なのかなどを考え、具体的なターゲットを作り上げていきます(例えば「20代、独身で交際相手がいない会社員の男性」など)。

ここで大切なのは、万人向けのWebサイトを作ろうとしないことです。万人向けに作られたWebサイトは、実際にはどこの層からも見向きもされないことが多いからです。

予算が相当潤沢にあれば、すべての層を引きつけるWebサイトができるのかもしれませんが、そうでない場合は特定の層に特化したWebサイトを企画するべきです。

ターゲットの心理と行動を推測する

ターゲットはいつ、どのようなときにWebサイトに来るのかを考えます。

ターゲットがウェブサイトに来るときに何を考えているか、どのような精神状態であるかなどを予め想定しておけば、コンテンツも作りやすくなりますし、ウェブサイトの全体の構成も考えやすくなります。

提供するコンテンツを検討する

Webサイトに欠かせないのがコンテンツです。想定するターゲットやその心理状態などから、提供するコンテンツを決めます。

例えば、商品の使い方がわからないターゲットが、イライラしている状態でWebサイトに来ることを想定しているのならば、長々と文章で解説するのは逆効果になるはずです。

この場合、文字での解説は最小限にとどめ、画像や動画などを使って視覚的に解説すべきです。

 

※ターゲットの想定について、こちらの記事も参考になります。
>>Webマーケティングに必須!ペルソナ設定の具体的方法と手順とは?

制作したコンテンツのまとめ方を検討する

制作したコンテンツをどのようにまとめるのかを考えます。ウェブサイトの基本的な構造は階層構造ですが、あまりにも階層が深すぎると目当てのコンテンツにたどり着くのが面倒になります。

パンくずリストを使う、サイト内検索を充実させるなどして、ユーザーがより目当ての情報に楽にたどり着ける体制を構築していくべきです。

集客方法を考える

作成したWebサイトをより多くの人に見てもらうためには、集客が必要不可欠です。見られないWebサイトは存在していないのと同じです。

現代のWebサイトの主な流入経路は検索エンジンですが、それ以外にも他のウェブサイトからのリンク、SNSなどです。ターゲットにするユーザーの性別や年齢層、心理などからメインの集客経路を決めましょう。

Webサイトの企画書の書き方

企画書は、ウェブサイトの企画内容をクライアントに伝えるための重要な資料です。ウェブサイトの企画書のテンプレートは多くのWebサイトで配布されていますし、自分で作っても全く問題ありません。

ただ、いずれにせよ、企画書は人に見せるためのものですので、独りよがりにならず、他人にとっても見やすいものになるように気をつけましょう。

基本的には、図解を豊富に使って説明することをおすすめします。

また、白黒よりはある程度カラーを使ったほうが理解しやすくなります。ただし、企画書の主たる目的は理解をさせるためのものですので、楽しい資料を作ることに特化しすぎないように注意しましょう。

まとめ

Webプロデューサーに求められる企画力は一朝一夕で身につくものではありませんが、そのかわり地道に学んでいけば誰でもある程度は身につけられる能力です。

ヒアリングやターゲット設定、コンテンツの検討といった一見地味な作業が、企画力を身につける上では最も大切な作業になります。

今までこの点を疎かにしていたという方は、まずは丁寧にヒアリングを行うことから始めてみてください。

[記事公開日]2018.02.07
[最終更新日]2018.10.03
[ライター]佐久間