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クリック率の高いタイトルの作り方。集客を増やすWeb制作のポイント

大量の情報が供給されているWebの世界で、大量の記事の中から自分の書いた記事を選んでもらうためには、魅力のあるタイトルを付ける必要があります。

タイトルが平凡なものだと、どんなに中身が面白くても、そもそも選んでもらえません。読まれない記事は存在していないのと同じです。

人は見た目=第一印象が9割といいますが、Webの記事はタイトル=第一印象が9割です。

今回の記事では、人が自然とクリックしてしまうタイトルの付け方の極意を説明いたします。

今までなんとなくタイトルを考えていたという方は、集客を増やすWeb制作のポイントとして、是非参考にしていただければと思います。

検索順位で上位に表示されるとクリック率が上がるが…

記事のクリック率は、Googleの検索順位に概ね比例し、上位に表示されるほどクリック率が高まります。

Internet Marketing Ninjasが行った調査によれば、2017年のGoogleの検索順位別平均クリック率は、以下のようになっています。

  • 1位 :21.12%
  • 2位 :10.65%
  • 3位 :7.57%
  • 4位 :4.66%
  • 5位 :3.42%
  • 6位 :2.56%
  • 7位 :2.69%
  • 8位 :1.74%
  • 9位 :1.74%
  • 10位:1.64%

検索順位が3位の記事のクリック率は約7%ですが、1位の記事は21%です。

つまり、検索順位が1位になれば、タイトルが全く同じでも、3位のときと比べて3倍もクリック率が上がるわけです。

ちなみに、検索順位をあげようとする試みを、総称してSEOといいます。SEOは常にうまくいくとは限りません。

競合他社が自社よりも資金力で優れている場合、競合他社もSEO対策を行っているので、なかなか検索順位で上回ることは難しいでしょう。(資金力が優れていると、記事作成に時間も手間もかけられるため)

そこで大切になってくるのが、記事タイトルです。

記事タイトルを工夫すれば、例えば順位が3位でも、クリック率8%、9%、10%、あるいはそれ以上を望めます。

タイトルの基本は「この記事を読めば得する」と読み手に思わせること

Web上で検索する人は、基本的に「自分の利益」のために情報を検索しています。

  • 「ダイエットを成功させたい」
  • 「筋肉ムキムキになってモテたい」
  • 「給料のいい会社に転職したい」
  • 「一番安く商品を変えるショップを見つけたい」
  • 「Webサイトへの流入を増やしたい」
  • 「投資で成功する方法を知りたい」

etc……

目的は多数あれど、皆「自分の利益」のために検索しているという点では一致しています。

従って、記事タイトルはその欲求を満たすように、つまり「読むと得しますよ」と呼びかけるようにつけるのが基本となります。

最も基本的なことですので、これだけは絶対に忘れないようにしてください。

対象を絞り、誰が得する記事なのかを明示する

例えば、「ダイエットを成功させたい」と考えている人に向けて、記事を書くケースを考えてみます。

ダイエットを考えている人の中にもいろいろな人がいます。若い人もいれば中高年も居ますし、男性も居れば女性もいます。

昼働いている人もいれば夜に働いている人もいますし、初めてダイエットに挑戦する人もいれば、リバウンドしてしまい再挑戦する人もいます。

これらの人をすべてカバーするように記事タイトルをつける(例えば「誰でもできるダイエット方法」など)にするのは、良くありません。

呼びかけの対象が広すぎるため、検索したあらゆる階層の人に「この記事は自分に書かれたものであるかどうかわからない」と判断されてしまうからです。

それよりも呼びかけの対象を絞り、「中年太りが気になる男性必見のダイエット方法」などとしたほうが良いでしょう。

女性や若い人は呼びかけの対象外になってしまいますが、中年男性は自分向けの記事だと判断してくれます。

亜種「読まないと損しますよ」のタイトルも場合によっては有効

「この記事を読めば得する」という考え方を推し進めると、「この記事を読まないと損する」という考え方にたどり着きます。

人間は利益を逃すことよりも、損失を生むことをより恐れるものであるため、このようなタイトルの付け方は、場合によっては有効です。

ただし、「読まないと損しますよ」のタイトルばかりになってしまうと、Webサイト全体がネガティブなものだと読み手に受け取られることがあるため、濫用はおすすめしません。

基本的には「読めば得しますよ」を中心に考えたほうがいいでしょう。

タイトルは原則28文字以内にする

Googleの検索結果には、タイトルが一覧形式で表示されますが、タイトルが29文字以上になってしまうと、先頭の28文字部分までしか表示されません。

のこりは「…」と省略されてしまいます。タイトルが全部見えないとクリックすることに対する抵抗感が生まれますので、タイトルは原則28文字以内に抑えるようにしましょう。

タイトルの中にキーワードを入れる

キーワードとは簡単に言えば、上位表示させたい単語1~3つ程度のことです。

キーワード選びを間違うと、全く上位に表示されなかったり、キーワード自体が全く検索されなかったりするため、クリック数を稼げません。

キーワードは単語1つとは限らず、2つ、3つにすることもありえます。キーワード数を増やすと競合は減りますが、検索ボリュームも減ります。

キーワードの羅列は厳禁

タイトルを長くするのはいけませんが、文字数を節約するためにキーワードを羅列するのはもっといけません。Googleからペナルティを受ける可能性が高まるからです。

また、読者もタイトルの意図がわからず、クリックを避けます。タイトルは必ず「文章」で書きます。

例えば、「お中元 おすすめ 先輩」というようなタイトルは避け、「先輩に喜ばれるおすすめのお中元5選」といった感じにすれば、クリック率は高まるはずです。

キーワードはそこそこ検索ボリュームがあり、なおかつ競合が弱いものを選ぶ

記事のクリック数は、検索回数×クリック率で決まります。

例えば検索回数が月間1万回のキーワードで3位に表示された場合、月間想定クリック数は「1万×7.57%=757回」となります。

検索回数が多いキーワード(ビッグワード)で、検索上位に表示されれば言うことなしですが、他の企業も時間とお金をかけてSEOを行っているため、なかなかそううまくは行きません。

資金が豊富にある大企業に、SEOで勝つのはほぼ不可能と言えるでしょう。

使える資金の上限が低い中小企業は、ビッグワードで上位表示するのは諦めて、それなりの検索数があり、なおかつ競合があまり強くないミドルワードを狙うといいでしょう。

月間検索数と競合サイトの強さは、Googleサーチコンソールなどで調べられますので、穴場のキーワードを色々と探してみてください。

キーワードは読み手が普段使う言葉を選ぶ

読み手は通常、難しい専門用語ではなく、日常的に使うキーワードで検索します。

例えば、歌が下手な症状は専門用語で「先天的音楽機能不全」といいますが、読み手は通常このような難しい言葉ではなく、もっと一般的な「音痴」で検索するはずです。

音痴はそれなりにビッグワードですが、ほとんど検索されない先天的音楽機能不全で上位をとってもしょうがないので

「先天的音楽機能不全を治す方法」よりも、「音痴を治す方法」と表現したほうがいいでしょう。

書き手は、ついつい読み手がある程度の知識を持って読んでくれるものと思いがちですが、読み手は結構何も知りません(何も知らないからこそ検索しているのです)。

キーワードは読み手が普段使うような、簡単な言葉を選びましょう。

キーワードはなるべく前方に配置する

検索エンジンも人間も、前方にあるキーワードを、より重要なキーワードであると認識します。

なので、上位表示を狙うキーワードは、なるべく前方に入れると検索順位もクリック率も上昇します。

例えば「横浜観光 スポット」というキーワードを使う場合は、

「定番から穴場まで、横浜観光スポット10選」

とするよりも、

「横浜観光スポット10選!【定番から穴場まで】」

とした方がいいです。

具体的な数字を入れると説得力が増す

例えば「Webサイトの売上が上がる方法」と「Webサイトの売上が20%上がる方法」では、多くの人は後者のほうを説得力があると受け取ります。

漠然と「売上が上がる」と言われるよりも、「売り上げが20%上がる」と具体的な数字を交えて説明されたほうが、本当っぽく聞こえるからです。

ただし、明らかに嘘くさい数字、例えば「Webサイトの売上が100倍になる方法」はかえって避けられます。あくまでも現実感のある、具体的な数字を使うことが大切です。

具体的な数字を入れると情報量がわかるようになる

まとめ系の記事では、情報量を示すために数字を使うとクリック率が上がります。

例えば、「SEO対策が有利になるツール3選」というタイトルだと、1つ1つのツールの機能や使い方について詳細に説明されている感じがしますし、「SEO対策が有利になるツール20選」だと、1つ1つの紹介は簡単に済ませているという感じがします。

具体的な情報量が想像できるようになると、読み手は情報が多すぎて途中で面倒くさくなることも、情報が少なすぎてがっかりすることもなくなるため、安心してクリックできます。

簡単に成果が得られそうに見えるとクリック率が上がる

人間というのは基本的には、ラクして結果を出したいと考える生き物です。

もちろん、実際にラクして成果が上がることは少なく、ある程度の労力であることはわかっているのですが、それでもできる範囲でラクをしたいと考えます。

そんなニーズを満たすような、簡単に成果が得られそうなタイトルとつけると、クリック率が上がります。

例えば、「○○の試験は1日1時間の勉強を3ヶ月続けるだけで合格する!」だと、ラクには見えないのでクリック率は下がります。

しかし、「○○の試験に1日10分×1ヶ月の「スキマ時間勉強法」で合格する方法」だと、ラクそうに見えるのでクリック率が上がります。

ただし、タイトルと本文が解離を起こしては行けません。

例えば、タイトルが「○○の試験に1日10分×1ヶ月の「スキマ時間勉強法」で合格する方法」となっているのに、内容が「試験に合格するためには1ヶ月みっちりと勉強する必要があります」となっていると、読者はがっかりします。

短期的にはクリック率は上がるかもしれませんが、このようなWebサイトはサイト滞在時間やPV/UUが少なくなるため、長期的には検索順位が下がってクリック率も下がります。

釣りタイトルを付けるのは絶対にやめましょう。

まとめ

  • タイトルの記事は「読むと得する」と伝えること
  • タイトルは原則28文字以内にする
  • キーワードは検索ボリュームがそこそこあり、なおかつ競合が弱いものを選ぶ
  • キーワードは前方に挿入する
  • 具体的な数字を入れると説得力が増す
  • 簡単に成果が得られそうに見えるタイトルはクリック率が高くなる

優れた本文を読んでもらうには、それに見合った優れたタイトルが必要になります。

まずは様々なタイトルの記事を作り、トライアンドエラーを繰り返しながら、クリック率が高まるタイトルの付け方を身につけていってください。

それが、集客を増やすWeb制作のポイントになります。

[記事公開日]2018.07.14
[最終更新日]2018.10.03
[ライター]佐久間