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これからのWebコンサルタントに必須な条件とは

これからのWebコンサルタントに必須な条件とは

Webコンサルタントは、集客や利益目標を達成できるように、問題点を見つけ、原因を調査し対策を行うことにより、Webサイトの効果を最大限に引き出す役目を担っています。

それは、今もこれからも変わることはありません。

しかし、日々変化するWeb業界において、新しい技術、トレンド、メディアが次々誕生し、Webコンサルタントが関わる問題点や原因、対策も多様化して行きます。

これからのWebコンサルタントに必須な4つの条件

変化に対応できる

Webコンサルタントは、特にテクニカルな面で、Webを取り巻く変化に、柔軟に対応できる体制を整えておくことが大切です。

例えば、マーケティングの主力施策の一つであるSEO対策について、かつてはページランクの高い多数のサイトからの被リンクを受けることが有効とされ、SEO対策専門会社から被リンクを購入するのが主流でした。

しかし、数年前にGoogleは、ページランクの更新サービスを終了し、SEO対策目的でのリンクの購入を禁止しました。

それから各社は、自然発生するリンクやSNSへのシェアを獲得するべく、コンテンツを充実させることに注力しています。

また、ネット上で商品を購入するユーザーは、いきなり検索エンジンから商品の情報を得るのではなく、キュレーションサイトのようなテーマ主導型のサイト、SNS、お気に入りのECサイトのアプリから商品の情報を得る、という行動へと変化しつつあります。

つまり、検索エンジンで直接検索して、即購入につながるということが減ってきています。

ということは、今後、SEO対策は将来的には徐々に重要度が低下していく可能性があるということです。

さらに、商品を探すユーザーが該当商品のカテゴリの中から、口コミランキングの高いものを選ぶという傾向も増えつつあります。

リスティング広告よりもキュレーションサイト、人気ランキングサイト、ECサイト、さらには、それらのアプリなどに広告を出す、あるいは、口コミマーケティングを行うほうが、より質のいいターゲットへリーチしやすいと考える会社も増えています。

こうしたことでもわかるように、めまぐるしく変化するWeb業界の中で、Webコンサルタントはその変化に柔軟に対応できるスキルが必要となってきます。

ジェネラリストである

Webコンサルタントに総合的なスキルが要求されることは言うまでもありません。

Webマーケティングは、複数の施策が絡み合って効果を出しますし、またその手法も次々と新しいものが登場します。

今後登場する新しい手法が、Web制作あるいは運営のどの部分と絡み合うのかはわかりません。

例えば、デザインやコーディングの部分である可能性、システムの部分である可能性、あるいはSNSに関するものである可能性など。

Webコンサルタントは今後のあらゆる変化に対応するためには、Webに関わる幅広い領域に関する知識やスキルを持ち合わせ、制作現場の各スペシャリストとも対等に話ができることが要求されます。

モバイルマーケティングに強い

2017年度上期のLINE社の調査によれば、PCとスマートフォンでのネット利用状況では「スマートフォン」のみと回答した人は、全体の半数に上るとのことです。

年代別では、10代が70%、30代が54%、50代が33%となっていて、若年層のスマートフォン利用率が非常に高くなっています。

今後、10年先、20年先には、現在の年齢が10歳、20歳年を取るわけですから、スマートフォンの利用はシニア層まで浸透することでしょう。

あるいは、もっと高度なモバイル媒体が登場するかもしれません。

2016年10月に、GoogleはMIF(モバイルファーストインデックス)を発表しました。

現在のGoogleでは、PCのコンテンツをインデックスして検索結果に反映していますが、今後はモバイル版のコンテンツを元に、検索ランキングの決定や、構造化のデータを理解したりするようになっていきます。

モバイルファーストの考え方は、ますます重要になっていきます。

こうした状況を踏まえて、Webコンサルタントもモバイルマーケティングに長けていることが要求されるでしょう。

モバイル機器の限られたエリアの中で、どのように広告を出せばストレスなく見てもらえるのか、どうすればスワイプの動作がスムーズに行えるのか、モバイル機器のUIやUXに強いこともポイントとなります。

仕掛ける

インターネットが生活の一部となり、広告手法も不特定多数からターゲティングへと、また、「売り売り」体制から「共感型」へと変化してきました。

ユーザーはネット上にあふれる多数の広告には飽きてきており、よほどのキャッチコピーをもって臨まないと見向きもされないようになってきています。

一方で、「SNS映え」「インスタ映え」という言葉が流行していて、SNSに投稿された見栄えのいい写真がシェアされ、拡散されて行きます。

例として、年配客が多かった愛知県犬山市の観光地が、1年の間に若者でにぎわう観光地へと変貌を遂げた話があります。

あるお店で販売を始めた、イチゴ味や夏ミカン味などカラフルなあんこが盛られた団子が、インスタグラムに投稿され、「カワイイ」と評判になりシェアされたことから、週末には行列ができるようになりました。

また、犬山市にある三光稲荷神社の場合は、以前からあったピンクのハートの絵馬が、若者の観光客が増えるとともに注目を集めるようになりました。

愛知県に観光に訪れようとする若者は「インスタ映え」「愛知県」で検索して、SNSに投稿したら評判になりそうな場所に行って、写真を撮ることを楽しんでいます。

「おもしろい」「カワイイ」「変な」「不思議な」といったSNS映えするような場所、食べ物、生き物を求めて、人が集まるようになっています。

かつて商品やサービスは、自分が欲しい、必要であるから買うことが当たり前でしたが、昨今では「見せる」ために購入するということも普通になってきました。

今後、こうした仕掛けが自然発生的に生まれるのではなく、意図的に仕掛けることができるスキルを持つWebコンサルタントも必要となって来るでしょう。

Webプロモーションによって利益を上げるためには、ユーザーの購買行動の変化に敏感であることが大切です。

商品やサービスの購買に至るまでのきっかけやプロセスは、新しいメディアが登場することやトレンドで変化して行き、Webマーケティングの手法も変化していきます。

これからのWebコンサルタントは、これまでにも増して多くのスキルが要求されるようになって来ると思われます。

そのためには、常に新しい情報をキャッチできる体制を整えておくこと、そして、その先を予測することができる能力を兼ね備えておきたいものです。