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チャットボットを比較!しっかり活用するなら有料が良い?

近年、様々な分野の企業で徐々に普及が進んでいるチャットボット。

24時間365日いつでも顧客に対応でき、人員や工数の削減にも効果的であり、ユーザーにアクションを起こしてもらいやすいことから、多くの企業が導入を検討しています。

しかし、その一方で、実際にチャットボットの導入に至った企業はまだまだ多くはありません。その理由は幾つか考えられますが、提供されているチャットボットサービスが多すぎて、どれを選べばいいのかわからないこともその一つといえるでしょう。

今回の記事では、主要な有料のチャットボットサービスの長所短所や料金などを比較していきますので、チャットボットサービス選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもチャットボットってなんだ?

チャットボットとは簡単に言えば、自動会話プログラムです。

顧客から会話を投げられると、予め組まれたプログラムに従って返答し、それを見た顧客がさらに会話をする、という仕組みになっています。

かつてはパターン化された会話しかできず、「人工無能」と揶揄されることもしばしば有りましたが、最近はAIの進歩によって、以前と比べると人間に近い会話ができるようになっています。

プログラムであるためWebサイトがサーバーダウンしていない限り24時間365日いつでも対応可能で、従業員の負担軽減や人件費の削減にも寄与することから、近年注目を浴びています。

※こちらの記事でも、チャットボットについて説明しています。
>>Webコンサルタントなら知っておきたい「チャットボット」について

有料チャットボットを利用するメリットは?

チャットボットサービスには、無料のものと有料のものがあります。

無料のもののメリットは言うまでもなく「無料なこと」です。それに対して、有料のもののメリットは「使いやすさ」と「サポートの手厚さ」です。

必ずしも料金だけで簡単に区別できるわけではありませんが、基本的に無料のチャットボットを十分に活用するためには、多少のプログラミング知識が必要です。

無料でありながらプログラミング知識不要と謳っている物もありますが、実際に使ってみるとその触れ込みが正しくないことがわかる、というケースが非常に多いです。

一方、有料のものは、ほとんどが本当にプログラミング知識無しで使えるため、導入のハードルは低いです。

万が一わからない場合のサポートも手厚いので、ノウハウが本当にまったくないという場合は、無理をせず有料のチャットボットサービスを利用することをおすすめします。

ただし、一口に有料と言っても、月数千円しかかからないものもあれば、月数万円、あるいは数十万円かかるものもあります。

高いもののほうが基本的には優秀なことは確かなのですが、だからといって闇雲に高いものを導入すればいい、というわけではありません。

そもそもウェブを通じた売上や問い合わせが少ない場合は、チャットボットを導入してもあまり使われず、毎月のコストに見合うほどの売上をもたらさない可能性が高いです。そのような場合は、必要最低限の受け答えができるものを導入すれば十分です。

今回の記事では月5000円~のものから、月28万円~のものまで、様々なチャットボットを紹介いたしますので、予算に応じて最適なものを選んでください。

主要な有料のチャットボット比較

Repl AI

  • URL:https://repl-ai.jp/
  • 運営:インターメディアプランニング株式会社
  • 料金:月5000円~
  • 主な導入企業・自治体:ABCクッキングスタジオ、横浜市資源循環局、すららネット

Repl AIは、プログラムの知識がなくても簡単にチャットボットのシナリオ(受け答えのルール)が作成できる、間口の広いチャットボットです。

顧客のどのような質問に対して、どのように返答していくかを予め想定し、それにしたがってルールをつくっていく、という形式になっています。

人間の言語独特の曖昧な表現を理解し、過去の会話のデータを記憶して活用したりすることができ、雑談機能も搭載されているため、人間に近いナチュラルな会話が可能になります。

LINEやTwitter,Facebookなどの様々なサービスとの連動も可能で、比較的低価格でありながら、安定して使いやすいチャットボットと言えるでしょう。

AIメッセンジャー

  • URL:https://www.ai-messenger.jp/
  • 運営:株式会社AIメッセンジャー
  • 料金:要問い合わせ
  • 主な導入企業・自治体:オルビス株式会社

AIメッセンジャーは、株式会社AIメッセンジャーが提供しているチャットボットです。

チャットボットとオペレーターの両方を活用することによって、高速かつ正確な対応を実現します。チャットボットの中では現状、LINEカスタマーコネクトの全機能に対応しています。

QA Engine

  • URL:http://www.qaengine.ai/
  • 運営:株式会社Studio Ousia
  • 料金:要問い合わせ
  • 主な導入企業:不明

QA Engineは、世界最先端のAIを用いたチャットボットシステムです。

過去に人工知能のクイズコンペティションで2年連続優勝を成し遂げたこともある琴川もわかるように、非常に高精度な変動が最大の持ち味です。

その後、人間の全米クイズチャンピオンチームとの対決にも勝利しており、その性能は人間すら越えようとしています。

ヘルプデスクの自動化のみならず、業務FAQの共有にも便利で、職場に掛かる負担を大幅に減らしつつ、売上増加を図れます。LINEやZENDESKとも連携しています。

CHORDSHIP

  • URL:http://www.fujitsu.com/jp/services/knowledge-integration/chordship/
  • 運営:富士通株式会社
  • 料金:月額28万円~
  • 主な導入企業・自治体:オリコ株式会社、川崎フロンターレ、タスカジ
  • CHORDSHIPは、富士通株式会社が提供する、新たな価値を創出する顧客接点高度化ソリューションです。

CHORDSHIPは運用コンサルティングや専用スキルなど様々な機能がパッケージ化された商品であり、その中に「FUJITSU Business Application CHORDSHIP Digital Agent」というチャットボットが入っています。

Digital Agentは、SaaS(ネットワークを通じて提供されるソフトウェア)の形式で提供されます。

問い合わせを同社のAIであるZinraiが認識し、言葉のゆらぎなども加味した上で回答を行います。事前の膨大な学習によって高い正答率を実現します。

顧客への応対結果は機械学習され、その経験が増えるに従って正答率はさらに向上していきます。利用者が意図する解答にたどり着けなかった場合は、有人チャットに切り替わり、そこから得られた結果も学習します。

まとめ

  • Repl AIは、比較的低価格で使いやすい
  • AIメッセンジャーは、チャットとオペレーターの併用で高い満足度を実現
  • CHORDSHIPは、かなり高額だが、総合的に顧客接点を高度化できる

チャットボットは導入すれば必ずWebでの売上が増加するものではありません。事前によく比較して、自社に最も合ったものを導入しましょう。

※こちらの記事で、無料のチャットボットの比較をしています。
>>無料で利用できるチャットボットのサービス比較!Webコンサルで活用

[記事公開日]2018.03.03
[最終更新日]2019.03.12
[ライター]佐久間
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