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これからのSEO対策エンジニア、SEO対策コンサルタントに必須なスキルとは

これからのSEO対策エンジニア、SEO対策コンサルタントに必須なスキルとは

国内の検索エンジンはYahoo!とGoogleに代表されますが、Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用しているため、SEO対策エンジニアやコンサルタントはGoogleの検索エンジン対策を行うことが主な仕事となります。

Googleの検索エンジンのアルゴリズムは200以上もあると言われていますが、頻繁に変更されています。

昨日まで上位表示されていたWebサイトが、突然今日になって検索圏外に追い出されるということも起こります。

SEO対策エンジニアやコンサルタントは、いち早く情報を察知して対策を取れる体制を整えておき、このアルゴリズムに則った対策を常に行うスキルが必要です。

これまでのSEO対策

5~6年ほど前までは、被リンクなどの外部施策が、検索エンジン上位表示の大きな要因となっていました。

そのため、SEO対策業者から大量の被リンクを購入・レンタルすることにより、検索エンジン上位に表示されているWebサイトが多く存在していました。

また、相互リンクも有効とされ、どのサイトも相互リンクページを作り、さまざまなサイトと相互リンクを行い、相互リンクサイトなどにも登録して、大量の被リンクを集めていました。

ページランクの高い被リンクを受けることは非常に有効とされていましたが、大量購入された被リンクの中には、質の良くないリンクが存在することも多々あり、すべてをチェックしきれるものではありません。

2012年にGoogleは「ペンギンアップデート」と言われるアルゴリズム変更を行い、購入した大量の被リンクは重要視されないどころか、ペナルティとなる場合も起こるようになりました。

また、「パンダアップデート」と言われる変更で、低品質なコンテンツが検索上位に表示されにくくなりました。

相互リンクページも現在では「内容のないページ」とみなされ、相互リンクページが存在すること自体がデメリットになる可能性もありますから、設置する場合は注意が必要です。

これからのSEO対策

ペンギンアップデートにより、有料の被リンクを受けることはペナルティを受けることさえありますから、現在では自然なリンクを集めることが重要になります。

パンダアップデートにより、低品質なサイトは掲載順位が下がり、良質なサイトの掲載順位がより適切に評価されるようになりましたので、内部施策にウエートが置かれるようになってきました。

今後はさらに、外部施策よりも内部施策が重要視される傾向が強くなっていくと思われます。

これからのSEO対策に必要なスキルとは

ユーザーファーストなサイトを作る

Googleが提唱するような内部施策を行い、ユーザーファーストなWebサイトに改善することができるためには、次のようなスキルが強く求められます。

良質なコンテンツを作る

Googleが提唱する良質のコンテンツとは、

  • サイトの内容が信頼のおける情報である
  • サイトの内容に熟知している人が書いたものである
  • 重複する記事がない
  • スペルミスや文法ミス、事実ではない内容が含まれていない
  • 記事がしっかり編集されている
  • このサイトに安心してクレジットカード情報を提供できる
  • 過剰な広告が含まれていない
  • 記事が短い、内容が薄い、役立つ具体的な情報がないというようなものではない

など多項目が挙がっています。

キーワードとコンテンツの一致

コンテンツが充実しても、肝心のキーワードとコンテンツが一致していないと検索エンジンにもひっかかりにくくなります。

また、キーワードはコンテンツと合っていれば何でもいいということではなく、ユーザーが検索しやすいキーワードを選定することが大切です。

ターゲットを絞ることは有効ではありますが、検索数があまりにも少ないキーワードを使うと、そもそも検索されないということもありますから、バランスを見ながら設定します。

表示速度が重くならないようにする

Webサイトに重い画像や動画を多用するなどして、ページが重いと、検索エンジンの評価が下がります。

2018年1月からは、PCだけではなくスマートフォンで見た場合の表示速度も検索順位に影響するとされています。

見た目の美しさだけに捕らわれて、重いサイトにならないように注意することが必要です。

クローラビリティを上げる

検索エンジンにWebサイトの情報を正確に伝えるためには、クローラビリティを意識する必要があります。

クローラビリティとはGoogle検索のロボット、GooglebotなどのクローラーがどのくらいWebサイトの中を巡回しやすいか、という合いのことです。

内部リンクとウエブマスターから提供されるサイトマップを頼りに、Googlebotはサイトのページをクロールします。

ディレクトリ構造を見直す

重要なページが、階層の深いところあると、クローラーがリンクをたどってたどり着けない場合もありますから、層構造は極力シンプルにするようにします。

内部リンクを最適化する

クローラーが巡回しやすいサイトにするためには、内部リンクの最適化を行うことが大切です。

  • グローバルメニュー、パンくず、フッタリンクなどはできるだけテキストで設置
  • 通常のアンカーリンクのテキストは、リンク先が分かるテキストにする
  • 画像の場合はaltタグを付けますが、単語ではなく文章にするほうがよい
  • できるだけ関連性の高いページへのリンクを増やす

など

サイトマップ更新

クローラーにサイトを効率よく巡回してもらうには、sitemap.xmlを送信しておきますが、一度送信して終わりではなく、サイトを追加した場合は定期的にサイトマップも更新しておく必要があります。

新しい検索に対応していく

最近は、検索と言ってもさまざまなデバイスやツールが使われるようになりました。

これらのSEO対策はまだ確立されてはいませんが、今後、さまざまな研究がされていくことでしょう。

こうした情報をいち早く察知して、新しいデバイスやツールに対するSEO対策を身に着ける必要があります。

音声検索に対応したSEO対策のスキル

スマートフォンにより、SiriやGoogle Nowで音声検索を行う人もいます。

音声検索は通常の検索と異なり、フレーズで検索されることが多いので、ワード、フレーズ両方に対応したSEO対策を行えるようになることが求められるでしょう。

アプリ内のコンテンツのSEO対策のスキル

スマートフォンにダウンロードされたアプリ内で、検索をする人が増えている傾向にあります。

今後は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンよりも、アプリ内での検索の方が増加するとも予想する人もいます。

それに対応するように、最近ではユーザーがインストールしている一部のアプリ内のコンテンツにも、Googleの検索結果に表示されるようになり、iPhoneのSpotlight検索ではiPhone内のアプリのコンテンツとWeb検索を一緒に行うことができるようになりました。

今後、アプリだけで完結していたコンテンツが、検索エンジンにも次々表示されるようになると、アプリ内のコンテンツのSEO対策のスキルが必要になってきます。

パーソナルアシスタント向けのSEO対策

Google Homeなどのホームスピーカーや、家電にもAIが搭載され、モニターのないデバイスによる対話形式での検索が増えて行くでしょう。

モニターのないデバイスの場合、大量のコンテンツを一度に表示することができないため、検索結果でトップになることはこれまで以上に重要になってきます。

また、単にキーワードに即したコンテンツであることだけではなく、ユーザーの個人情報や過去の検索履歴などを考慮して検索結果が表示されますから、コンテンツのターゲット設定なども考慮にいれた新しいSEO対策が求められてきます。