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Googleアルゴリズムのモバイル・フレンドリーについて

今年に入って発表されたGoogleの「検索アルゴリズムへの変更」というのは、多くの人や企業に大きなショックを与えました。

その名も・・・モバイル・フレンドリー

つまり、結果表示の順位決定に関しては、あくまでも「モバイル」優先という要素が付け加えられることになったのです。

これが具体的にどんなことを意味するのか皆さんはお分かりでしょうか?

あのモバイルの小さなスクリーン向けに最適化されたホームページを持っていないと、そのホームページの検索エンジンでの表示順位が自動的に下がるということなのです。

ギャーと悲鳴をあげたくなりますね・・・汗

もう一度言いますと、これを「モバイル・フレンドリー」と呼びます。実際にこれは4月21日から実行されています。

では、どうやったら結果表示を上位にキープできるのでしょうか。

Googleの説明は非常に明快

このモバイル・フレンドリーの認定を受けるためには、可読性が操作なしでキープされる必要があります。

つまりズームとか、タップをしなくてもそのテキストの可読性を保つことが重要なわけです。

タップに関してもそれに必要なスペースが周囲に確保されている、という条件もあります。

具体的に言いますと、水平にスクロールするもの、または操作不可能なものが含まれていてはいけません。

モバイルデバイスから快適に、そして正常に利用できるということが求められているのです。表示速度も引き続き求められる事は言うまでもありません。

このアルゴリズムの変更は、あくまでもモバイル(スマートフォン)からの検索だけで、タブレットはそれに含まれません。

サイト全体としてではなく、個々のページがしっかりとチェックされて、本当にモバイル・フレンドリーなのかが決定されるのです。

こうしたリリースおよび変更が行われて、非常に驚くのは、いまだに世界的な大企業であってもスマートフォン向けのサイトを用意していないところが沢山あるということです。

2013年に行われた市場調査では、Fortune100社のうち、なんとその約65%がモバイル・フレンドリーのサイトを持っていませんでした。(TechCrunch調べ)

つまり、こうした数多くのサイトにモバイル向けの最適化を促すには、これくらいの大改革が必要だったのかもしれません。

しかし、大企業だけではなく、全てのサイト保有者にとってこうしたモバイル対応というのは、非常に優先度の高いタスクとなります。

なぜなら、世界のスマートフォンユーザーというのは2015年中に19.1億人を突破すると考えられており、2016年には20億人に到達することが予想されています。(eMarketer調べ)

そして2018年には世界の電話ユーザーの3分の2がスマートフォンになるのです。

こうした状況をGoogleも無視することはできません。

例えば、彼らの収益というのは、ウェブサイトを訪問する際にGoogleの検索エンジンというものをどれくらい利用するのか、また広告を何回クリックしてくれるのかによって大きく変わってきます。

しかし、モバイルユーザーの場合、目的の情報を探すためにこうした検索エンジン以外の方法を利用することがとても多くなっているのです。

ネーティブ・モバイル・アプリ

こうしたものは、プッシュ通知機能を搭載しており、小さなスクリーンでも簡単に目的のコンテンツを容易に探すことができます。

実際に2013年の段階でGoogleはモバイル広告というマーケットで何と50%のシェアを持っていました。しかし2014年にはそれが46.8%まで減少したのです。

それに対して「ネーティブ・モバイル・アプリ」を展開するFacebookではそのシェアが、2012年の5%程度から2014年には21.7%まで増加したのです。(eMarketer調べ)

これまでにGooglegが強制的にモバイル・フレンドリーというものを始めた背景には、やはり自分たちの収益および有用性の確保ということが存在しているのかもしれません。

こうしたモバイル・フレンドリーというのは、Googleだけではなくサイトの運営者にも大きな利益をもたらすものでしょう。

これはどういうことでしょうか。

実際に、2015年第一四半期の全スマートフォントラフィックの40%以上は、検索に伴うトップ100サイトへのトラフィックでした。

去年の最後の四半期に比べると、5%以上のアップという数字です。

さらにその中でもモバイル・トラフィックというのは急増しています。

今年第一四半期のモバイルトラフィックというのは前年度の同じ時期と比べると35%も増加しているのです。(BrandingBrand調べ)

つまりこうしたことは全てサイトの運営者にモバイル・フレンドリーがかなりの影響力を与えるものであることを物語っています。

ではこうした点で、自分のサイトがモバイル・フレンドリーになるのかを確認したいときにはどうしたら良いのでしょうか。

モバイルフレンドリーテスト

実際にGoogleではそれがすぐにチェックできるように専用のサイトを開設しています。

そして、もしモバイル・フレンドリーではない時に、そのページの表示順位というのはかなり落ちることになるでしょう。

最適化をすると、自動的に表示順位の計算が再度行われるようになっています。

少し専門的な話になりますが、アルゴリズムに関しては、ある程度の技術的なことも覚えておくと良いかもしれません。

レスポンシブデザインというのはGoogleにとって非常に、優しい技術になります。

しかし彼らにとってモバイルサイトとレスポンシブデザインのサイトにはあまり違いがありません。

ランキングにおいても、レスポンポンシブデザインのサイトが、他のサイトよりも高い評価を得るということはまずないからです。

またGoogleは普通のブラウザと同じようにページの読み込みを行います。

つまり、CSSとかJavaScriptなどはブロックされないのです。

もし動的なサイトを作っている時には、この点で少し注意が必要です。

なぜならブロックをしてしまうと、「このサイトはモバイルフレンドリーではない」と判断される恐れが出てきてしまうからです。

こうしたことはSEO対策に関わる人や会社にも大きな影響を及ぼします。

今までSEOに関しては、Google側からのほんの少しの情報しかなく、推察のレベルで対策を行っていたのです。

しかし今回のリリースによって、SEOに関しても明確な課題が見られるようになりました。

以前は、あまり工夫しなくても検索順位を上位に上げることができたかもしれませんが、今では当然モバイル・フレンドリーに関して考えなくてはいけないのです。

技術者のSNSやブログを参考に

もしこのようなことに興味があるのであれば、色んな情報をネットで集めることができるでしょう。

中にはこのモバイル・フレンドリーのアルゴリズムがパンダアップデートやペンギンアップデート以上のインパクトを与えること、ロールアウトに与えるインパクトなどに関してもまとめているサイトがあるのです。

また、技術者は自分たちの感想などを随時、SNSなどで発信していますのでそのようなものも非常に参考になります。

こうした情報は英語で主にやり取りされていますので、SEOをビジネスにしている会社はできるだけ早くそうした情報を読み解き、自分たちで実証できるかが大きなポイントとなるのです。

開始からまだ2か月も経っていないため、まだまだ分からないこともあるこの新しいアルゴリズムですが、確実に各界に大きなインパクトを与えているのは間違いないようです。

色々と小難しい事を言って来ましたが、SEOアルゴリズムは、常にネットユーザー目線であり、より快適に検索エンジンを活用頂く為の施策となります。

今回のモバイル・フレンドリーにしても同じです。

「スマホが主流になって来たので、スマホに対応していないサイトは、ユーザにとって親切ではないのでスマホ対応をして下さいね。でないと検索順位を下げますよ。」って事ですね。

 

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[記事公開日]2017.11.15
[最終更新日]2019.02.03
[ライター]日下部