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SEO対策エンジニア、SEO対策コンサルタントの将来について考えてみた

SEO対策エンジニア、SEO対策コンサルタントの将来について考えてみた

SEO対策エンジニアもコンサルタントも、SEO対策(検索エンジン最適化)によりクライアントのWebサイトを検索エンジン上位に表示することで、Webによる収益を上げる責任を担っています。

検索エンジンの表示順位は、検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。

アルゴリズムは頻繁に改良され、有料の被リンクや隠し文字、過度なキーワード挿入などのスパム行為は通用しなくなってきました。

現在では、ユーザーの役に立つ良質のサイトを作ることが上位表示の評価に大きく影響しています。

今後のSEO対策エンジニアやコンサルタントはどこに目を向けるべき?

検索エンジンが登場してから4~5年前までは、主にSEO対策と言えば、PCのブラウザでの表示がメインに行われてきました。

ところが、スマートフォンやタブレットが登場してから徐々にその利用率が高まり、最近の調査では、インターネットの利用率の60%がモバイルによるものであるということです。

最近のGoogleがモバイルファーストインデックスを提唱したことや、モバイルでの表示速度を重要視するようになることでもわかるように、モバイルでの表示に重きを置くようになってきました。

この流れは、将来的にもますます広がって行くと思われます。

しかも、アメリカでは、約20%が音声による検索が行われていると言われています。

モバイルデバイスだけではなく、今後はGoogle Homeなどの、AIを駆使したデバイスの利用率も上がって行くことが予想されます。

つまり、「検索する」という行為そのものは、これからもなくなることはないですが、検索するためのツールや検索のされ方は、時代と共に変わって行きます。

ですから、SEO対策エンジニアやコンサルタントは、Googleのアルゴリズムの研究に尽力して、Googleの検索エンジン対策を行うだけではなく、検索を行うツール、検索のされ方別の対応を考えていく必要が出てきます。

音声検索への対応

上述したように、モバイルでの検索をする場合、SiriやGoogle Nowを使って音声検索をする人が増えてきています。

通常の検索が、キーワードで検索されるのに対し、音声検索では主にフレーズで検索されます。

「赤い花 画像」とGoogleでキーワード検索した場合と、「赤い花の画像を出して?」と音声検索した場合は異なる検索結果が表示されます。

SEO対策エンジニアやコンサルタントは、どちらの場合でも上位表示されるようにすることが求められてくるようになることが予想されます。

また、「ここから一番近いケーキ屋を探して」というような探し方も可能なことから、検索結果はモバイル機器所有者の位置情報なども反映されています。

今後はそれだけではなく、個人情報なども踏まえた検索結果へと発展していくことが予想されます。

それを見据えて、今後どのようなSEO対策が可能なのかを考えていく必要があります。

アプリ検索での対応

近年、モバイル機器での検索は、Googleなどの検索エンジンではなく、アプリによる検索が増えています。

例えば、ユーザーが箱根の温泉宿を探す時、単に箱根の温泉宿であればいいということではなく、口コミなどの評価がいい宿を探す傾向にあります。

そうなると、オンライン旅行サイトなどのアプリを使えば、一覧で比較することができるので便利です。

一つ一つのWebサイトで口コミの評価や、価格の比較などを調べるよりはるかに時間の節約になります。

数年前までは、アプリ内の情報の検索は、アプリ内でしか行うことができませんでした。

ところが、Googleはモバイルの検索結果に、一部のアプリのコンテンツを表示するようになったのです。

リンク先は、直接アプリ内の情報になっていて、ユーザーがそのアプリをインストールしていない場合は、機能は使えなくても見ることだけできるようになっています。

今後、あらゆるアプリのコンテンツが、Google検索結果に表示されるようになると、アプリのコンテンツのSEO対策が求められるようになるでしょう。

アプリ内のコンテンツは、通常アプリ内で制作されますから、その制作者へのコンサルタントという形になるのかもしれません。

また、iPhoneのSpotlight検索では、iPhone内のアプリのコンテンツやWeb検索を行えます。これはGoogleの検索とは別の仕組みで機能しています。

今後、アプリ内のコンテンツを検索結果に表示するということが一般的になって来ると、これまでのSEO対策とは違った形での対応が必要になって来るでしょう。

パーソナルアシスタントでの検索への対応

Google Homeのようなスマートスピーカーが登場し、AIスピーカー機能付きの車や家電製品も登場しています。

これらは、デバイスを手にしていなくても、対話形式で検索を行うことができます。

今のところはまだ複雑な内容の検索には対応できていませんが、将来的には、言葉の誤認も減り、複雑な内容の検索にも対応するようになるでしょう。

通常の検索の場合、表示結果は入力されたキーワードに依存します。

しかし、パーソナルアシスタントで検索された場合は、そのパーソナルアシスタントデバイスのユーザーの位置や個人の情報、検索履歴なども参考にして検索結果が登場します。

つまり、より、各個人に合わせた検索結果が得られるわけです。

ただし、モニターがありませんから、得られる結果に静止画や動画を必要とするものやコンテンツが多いものは結果から排除される可能性もあります。

トップの情報がユーザーの意図するものではなかった場合、対話形式で次の候補を求めることになりますが、目で見ながらスクロールして情報を探すわけではないため、検索結果のトップに来ることは特に重要で、最低でも上位3番目くらいまでに入る必要があります。

今後、スマートフォンだけではなく、企業や家庭の中に当たり前にAIが入り込んでくるようになり、新たなSEO対策が求められてきます。

新しい情報を即時に察知して対応できる体制を整えておくことが大切です。