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セールスコピーライターとはどんな職業か?

セールスコピーライターとはどんな職業か?

セールスコピーとはダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の理論に基づいて作成されるコピー(広告に使われるキャッチフレーズや説明文)のことで、ユーザーに購入、資料請求、お問い合わせなどのアクションを促します。

そして、セールスコピーを書く職業のことをセールスコピーライターと言います。

セールスコピーは、100年以上も前からアメリカで使われているテクニックですが、日本では、20年ほど前、トップマーケッターとして有名な神田昌典氏が紹介したことにより認知され始めたと言われています。

現在、日本ではセールスコピーの手法を用いた独特なキャッチコピー(広告の一番目立つキャッチフレーズ)を目にする機会は多いものの、セールスコピーという言葉は広く浸透してはいません。

しかし、ここ4~5年で企業やECサイトなどのオーナー、アフィリエイターなどを始めとしてセールスコピーの重要性が認識され、需要が高まって来ました。

そして、セールスコピーライターの数は需要に追い付いていない状況です。

しっかりしたスキルを身に着ければ、今後も伸びていく可能性がある職業です。

セールスコピーライターの仕事

セールスコピーライターは、セールスコピーを使った広告により、ユーザーが購入、資料請求、お問い合わせなどのアクションを起こすことが求められます。

そのためには十分な商品知識を得て、綿密なリサーチをし、購買心理学などを駆使したコピーを書く必要があります。

主な仕事内容は、下記のような流れで行われます。

ヒアリング

クライアントから広告したい商品について、長所や短所、ターゲット、ベネフィットやオファー、ライバル、広告の目標値などをヒアリングします。
(これらはセールスコピーライターによって変更されることもあります)

リサーチ

広告する商品について、ライバルのWebサイトやちらしなどをリサーチします。

リサーチの仕方により結果が変わることもありますから、つい自分に都合のいいリサーチ(※確証バイアスと言います)になってしまわないように注意が必要です。

その上で、クライアントが設定しているターゲットが適切かを判断します。

※)確証バイアスとは仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。(Wikipediaより)

訴求内容を決定

ベネフィットやオファーをどのような形で載せていくのかを検討し、どのようなターゲットに、どのような訴求を行うかと決定します。

訴求内容を決定するまでには、いくつもの案を出し、どのベネフィットやオファーをメインで出すのかを考えます。

キャッチコピーを作成

キャッチコピーは、ユーザーが一番初めに目にする一番重要な部分ですので、時間をかけて考えます。

メールマガジンの場合は、件名を一つのキャッチコピーと考え、多くのメールソフトが表示する文字数を考慮しながら考えます。

リードコピー、ボディコピー、クロージングを作成

各コピーは、さまざまな心理テクニックや、ストーリーなどを織り交ぜながら展開し、ユーザーを説得して行きます。

お客様の声や社会的権威者の推薦文なども極力掲載します。

クロージングでは、最後まで迷っているユーザーの背中を押すようなコピーを書きます。

ランディングページ、チラシ、メールマガジンに落とし込む

作成したコピーは、ランディングページやチラシへ、デザインやテキストとして落とし込みます。

目立たせたいところ、大きさなどはデザイナーに指示を出しておきます。

可能であればABテストを行う

作成するコピーは、できれば2種類くらい用意しておいて、ABテストを行って反応のよい方を今後も継続するとよいでしょう。

テストをするのには、お金はかかりますから必須ではありません。

効果検証

ランディングページ、チラシ、メールマガジンは、一定の期間を見て、レスポンスがあった数を集計します。

これにより、作成したセールスコピーが目標値に届いているのかいないのかを見極め、いない場合はコピーやレイアウトなどを変更します。

目標値に届いている場合は、そのコピーを成功事例として何度も使いまわすこともあります。

セールスコピーライターのメリット

1、パソコンとネット環境があればどこでも自由な時間や場所で仕事ができる

基本的には一人で行う作業であるため、時間や場所の制約がありません。

パソコンとネット環境さえあれば、自宅でもカフェでも旅先でも仕事を行うことができます。

打ち合わせが必要な時は、face to face でなくても、SkypeやLINEなどのビデオ通話や、Chatworkなどのチャットツールを利用することもできます。

また、大方のリサーチ作業は、ネット上の情報を利用して行うことができます。

効果の検証も、ランディングページやメールマガジンであればネット上で行うことが可能であり、チラシの場合は、クライアントに状況報告を受けることで可能となります。

2、報酬が高い

セールスコピーライターの報酬は、一般的に通常のライティングより高めとなっています。

Crowdworksなどの求人サイトを見てみると、通常のライティングでは1文字0.5円~1円ほどの報酬となっています。

セールスコピーの求人は、オンライン上の求人サイトで行われることはあまり多くはないものの、1案件で10万円~50万円ほどの場合も少なくなく、スキルの高いセールスコピーライターになると、数百万円ということもあります。

セールスコピーライティングは結果を出すことが目的となっていますから、クライアント側にしてみれば、セースルコピーを使った広告を出せば必ず売り上げが上がるはずなので、それに見合った高額報酬も厭わないのです。

しかも、経費がほとんどかかりませんから、受け取った報酬はほぼ100%利益となります。

3、初期資金がなくても始めることができる

セースルコピーライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば、一人で自宅でも行うことができます。

事務所を借りたり、人を雇ったり、事務用品を買いそろえたりという初期資金がなくても始めることができます。

ただし、前述したようにセールスコピーは、必ず結果を出すという役割を担っていますから、誰でもすぐにセールスコピーライターになれるというわけではありません。

通信教育、セミナー、書籍、オンライン講座などを利用して、一定期間勉強をする必要がありますので、そのための投資は必要です。

ネット上の無料の情報のみで学習することもできないわけではないですが、やはり必ず結果を出せるようになるためには、しっかりスキルを身に着けることができる方法を選択することをお勧めます。

4、流行り廃りが少ない

セールスコピーは、アメリカでは100年以上もの間使われてきた手法であり、IT業界のように変化が激しくはないので、一度身に着けたスキルは一生ものと言えます。

何十年も前に作られたセールスコピーが、いまだに使われるということもあるように、セールスコピーは人の心理を突いた宣伝手法であるため、流行り廃りが少ない仕事だと言えます。

また最近では、さまざまな職業が将来AIに取って代わられるのではないかと言われていますが、セールスコピーは人の心理を突いたテクニックであるため、機械的な作業が得意なAIには不向きであると言われています。

セールスコピーライターのデメリット

1、基本的には一人でやる仕事なので孤独を感じることがある

一人で仕事をすることは孤独を感じることがありデメリットではありますが、怒られることも指図されることもない、気ままに仕事ができると言う点ではメリットとも言えます。

また、人と協力をするというようなことが好きではない人には向いています。

2、スキルによって収入に差が出る

セールスコピーライターは、結果を出すことができてこそ仕事になりますから、スキルが低く、なかなか結果を出せない人は、収入が不安定になりやすい仕事でもあります。

セールスコピーライターとして仕事をする前に、しっかりしたスキルを身に着けることが大切です。