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セールスコピーライターの将来について考えてみた

セールスコピーライターの将来について考えてみた

ここ4~5年の間に、セールスコピーライターを学ぶ人が増えて来ました。

セールスコピーライターは、特別な資格も必要なく、在庫を抱えることもなく、初期投資も必要ないこともあり、始めやすい職業です。

もちろん、高額案件で結果を出すことができるくらいのスキルを身に着けるには、かなりの経験を積む必要があります。

経験が浅い場合は、クラウドソーシングなどの単価の低めの案件から始める人が多いようです。

今後、セールスコピーライターの数が増えて行くと思われますが、将来はどのような状況になって行くのか、考えてみました。

需要が供給に追い付き、価格破壊へ

現在の所、セールスコピーライターの数はまだまだ需要に追い付いていませんので、高いスキルを持ったセールスコピーライターは、引く手あまたとなっています。

しかし、このままセールスコピーを学ぶ人が増え続けて行けば、将来的には需要に供給が追い付き、追い越すときが来る可能性があります。

また、最近では、特に個人経営の司法書士事務所や整体院などで、自作しているWebサイトをよく見かけます。

プロのようなデザインではないしても、ネット上にはさまざまなテンプレートもありますから、そこそこの物は作れるようです。

将来的に、プロ並みのWebサイトの作成を、素人でも簡単にできるようになるかもしれません。

そのような学習意欲のある人は、独学やセミナーなどでセールスコピーを学び、その手法で自身のサイトを作成しているのです。
このような人が増えて行けば、ますます需要が減り、供給ばかりが増えるという図式が成り立ちます。

今の世の中は美容師、歯科医、整体師、司法書士、弁護士さえも人数が増えすぎて職を失う人もいる時代と言われていますが、このまま行けば将来はセールスコピーライターも同じように仕事がなくなるか、あるいは、価格破壊が起こる可能性があります。

しかし、だからと言って、セールスコピーライターの将来がないと言うわけではありません。

Webマーケティングに強いセールスコピーライターが台頭

セールスコピーは、ダイレクトマーケティング(DRM)の理論に基づいたコピーライティングです。

ダイレクトマーケティングで一番重要なのは、すぐに結果を出すことです。

セールスコピーのスキルがどれほど高くても、それが人々の目に触れなければ購入にも至りませんので、リスティング広告やSEO対策も行う必要が出てきます。

また、facebook、LINE@、Twitterなどを利用したマーケティングも行い、露出度を高めることも大事です。

チラシやDMなどにセールスコピーが使われる場合もありますが、より結果が見えやすくマーケティングのしやすい、Web系のセールスコピーライターの需要が増えていく可能性が高いです。

この場合、Webマーケッター並みのスキルを持っていることが大前提になり、Webマーケッターとセールスコピーライターとの線引きがあいまいになっていくことが考えられます。

Webマーケティングのスキルを身に着けたセールスコピーライターは、高額案件を請け負っていくことができるでしょう。

一方で、需給関係が崩れれば、成果が出にくいセールスコピーライターもたくさん増えて行くと思われます。

現在、クラウドソーシングなどの求人情報サイトでは、コンテンツライティングの単価が1文字0.5円~1円くらいで掲載されています。

セールスライターが増え、価格破壊が起こった場合、セールスコピーもこのくらいの単価に落ちてしまうことがないとは言い切れません。

特別な付加価値もなく、それほどの実績もない場合はこうした案件を受注せざるを得なくなってくるということになります。

ユニークな存在になることが大切

専門性をアピールする

例えば、

  • 託児所のある歯科医院
  • 夜11時まで営業している美容室
  • 最短〇日で会社設立をする司法書士
  • 相続専門の税理士
  • フットケア専門の整体医院

など、他にはない特徴や専門性を出すことにより、固定の顧客を獲得している事業者も数多くあります。

つまり、ターゲットをピンポイントで定めるということです。

セールスコピーライターであれば、ターゲットを定めることは得意中の得意ですから、そのスキルを自身にも当てはめるわけです。

例えば、「金融専門のセールスコピー」「コスメ専門のセールスコピー」など、専門性を出すことにより、その業界のクライアントを逃さないようにします。

付加価値を付ける

もしWebサイトを制作するスキルを持っているのであれば、セールスコピーを請け負うだけではなく、ランディングページの制作を丸ごと請け負うことができます。

あるいは、チラシなどの印刷物を制作するスキルを持っているのであれば、セールスコピーを使ったチラシデザインを請け負うことができます。

このように、付加価値を付けることにより、他者との差別化を測り、ユニークな存在になることで、仕事の幅が広がります。

求人サイトに応募する場合でも、セールスコピーやライティングの項目だけではなく、「ランディングページ制作」という項目でも応募ができるようになります。

新しい媒体にも柔軟に対応して行ける体制を

セールスコピー自体は、アメリカでは100年以上も前から存在するものですが、広告に使用される媒体は時代と共に変化しています。

30年前には、Webサイトやメールマガジン、スマートフォン、SNSなどはそもそも存在しなかったので、Web広告が登場することなど考えられませんでした。

紙媒体であれば、限られたスペースの中にテキストや画像を入れる必要がありますが、Webサイトやメールマガジンの場合は、限られたスペースと言うものはほとんどありません。

長さやレイアウトはある程度自由に決めることができ、これらの登場である程度自由度が高くなりました。

今後、AIスピーカーなどの登場で、テキストも画像も使われない音声だけの広告が登場することが考えられます。

その場合、スピーカーから発信する情報は「番組」ではありませんから、音声の広告とは言ってもラジオCMとはまた違った取り組みが必要になって来ます。

例えば、「音声広告で許可される文字数は20文字以内」というように、ほんの一言だけになるということも考えられます。

将来的に、広告の存在自体がなくなることはないと思いますが、広告を表示するための新たな媒体が登場する可能性は大いにあります。

いつでも柔軟に対応できる体制を整えておく必要があります。