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5月25日発売、「CorelDRAW® Essentials™ Suite 2018」ってどうなの?

グラフィックデザインソフトウエアのCorelDRAW Essentials Suiteの新バージョンである「CorelDRAW Essentials Suite 2018」のダウンロード版が、5月25日に発売されました。

Essentials Suiteは、プロフェッショナル版であるCorelDRAW Graphics Suite 2018よりも安価で、一般ユーザーでも気軽に使うことができるWindows向けのソフトです。

ロゴ、レイアウト、ニュースレター、フォト、ソーシャルメディアコンテンツなどを作成することができます。

<参考標準価格>

  • 「CorelDRAW Essentials Suite 2018」 1万4800円(税別)
  • 「CorelDRAW Essentials Suite 2018 アップグレード版」 9800円(税別)

Web制作者やグラフィックデザイナー、個人の場合などそれぞれの立場で、「CorelDRAW Essentials Suite 2018」とAdobeのソフトとどちらが良いのか比べてみました。

CorelDRAW® Essentials™ Suite 2018の特徴

包括的に機能が提供されている

上位バージョンのCorelDRAW Graphics Suite 2018より、機能は限定されているものの、グラフィックス、レイアウト、イラスト、トレーシング、写真編集、Web画像、アートに必要な機能が、包括的に提供されています。

多彩な機能

今回のバージョンからは、画像に遠近効果を追加する機能が追加されました。その他にも直感的なツールが搭載されています。

高性能な写真編集機能

イメージを高解像度で作成、編集が可能。新機能として、曲がった画像を自動で調整する機能が追加されました。

直感的なワークフロー

豊富なファイル互換性がサポートされ、一般的なファイル形式で、印刷や共有が可能になっています。また、ペン、スタイラスデバイス、マルチモニタ表示、Ultra HD 4Kディスプレイへの対応。

搭載されているソフト

CorelDRAW Essentials Suite 2018には、下記のソフトが搭載されています。主だったグラフィック関連業務に関するソフトがこの価格で揃うのが魅力の一つとなっています

もちろん、上位バージョンであるCorelDRAW Graphics Suite 2018への移行もスムーズに行うことが出来ます。

  • CorelDRAW Essentials 2018(ベクトルイラストレーションやページレイアウト)
  • PHOTO-PAINT® Essentials 2018 (画像編集)
  • PowerTRACE™ 2018 (ビットマップからベクトルへのトレーシング ツール(CorelDRAW Essentials ・2018 アプリケーションの一部として付属)
  • CONNECT™ 2018 (コンテンツ検索ツール)
  • CAPTURE™ 2018 (画面キャプチャ ツール)

Adobeのグラフィックソフトとどちらがいい?

「ColrelDRAW Essentials Suite 2018」は、AdobeのCreative Cloud(月額払いで、すべてのソフトが使用可能)と、その簡易バージョンであるPhotoshop Elementを融合したような形であり、Adobeのソフトとは購入形式も異なるので、コストパフォーマンスを一概に比べることができません。

全体的にはAdobeのソフトの方が高めではあるものの、最終的には制作者が重視したい機能とコスト面で選ぶことになるでしょう。

Web制作者の場合

Web制作者であれば、ベクトル画像もビットマップ画像も扱いますから、「ColrelDRAW Essentials Suite 2018」が15,000円ほどで両者を兼ね備えていることは嬉しいことです。

コンテンツ検索やキャプチャツールについては、あれば便利ではあるものの、すでに他のツールを使っている人もいますので、これがCorelを選ぶ決め手にはならないと思われます。

コストパフォーマンスは高く、よほど凝ったWebデザインを行わない限り画像編集には十分です。また、Wordpressに直接アップロードできるなど、Adobeのソフトとは別の側面から作業効率を高める仕様になっています。

ただし、Webクリエイターであれば、人によってはWebサイト作成ソフトや動画編集ソフトも必要となります。

その場合は、「CorelDRAW Essential」、あるいはその上位バージョンの「CorelDRAW Graphics Suite 2018」のラインナップでは、中途半端になってしまうこともあり、多少価格上がっても、すべてのソフトを使うことができるAdobe Creative Cloudを選ぶ方が賢明かもしれません。

Adobe Creative Cloudの場合は、個人では月額4,980円~、法人で月額6,980円の費用がかかります。

Adobeでは、DreamweaverとPhotoshop、PhotoshopとIllustratorなど、ソフト間の連携が強力であり、コーディングが効率よく行えるようになっています。

また、Adobe Creative Cloudすべてのソフトウエアが利用可能なため、さまざまなソフトウエアを使って幅広い仕事をしている人にはAdobe Creative Cloudの方が便利でしょう。

グラフィックデザイナーの場合

グラフィックデザイナーは、Webデザイナーよりも高度な画像を作成し、編集する可能性が大きいので、専門性の高いソフトが必要となります。

Adobeで言えばPhotoshop、Illustrator、CorelではGraphic Suite(Essential Suiteのプロフェッショナルバージョン)を揃えたいところです。

Adobeの場合は、ビットマップ用のソフトであるPhotoshopと、ベクター用のソフトであるIllustratorの2つを単体で申し込んだ場合、個人では1ソフトあたり月額2,180円~、法人で月額2,980円の費用がかかります。

つまり、単体で2つのソフトを使えば、個人で月額4,360円~、法人では5,960円をずっと払い続けることになります。一方、CorelDRAW Graphics Suite 2018は54,800円ですから、コストパフォーマンスはいいと言えます。

カメラマンの場合

カメラマンは自身で撮影した素材を加工、編集する時にグラフィックソフトを使用します。写真を修正、編集するのであれば、やはりAdobeであってもCorelであっても、プロフェッショナル版は使いたいところです。

最近では、カメラマンもドローンを操作して動画を扱うなど、自身で作品を載せたWebサイトを運営する場合もありますので、Adobe Creative Cloudの方が便利かもしれません。

個人で楽しむ場合や個人事業などで名刺やチラシを作る場合

個人や小規模事業で年賀状、案内状、チラシなどを作る場合、使用頻度は低く、使い道が限定されているのであれば、Adobeのソフトを単体で使うよりは、CorelDRAW Essential Suiteの方がコストも抑えられ、一般的に使われる機能は搭載されていますので十分です。

※価格はすべて税別価格です。

まとめ

「CorelDRAW Essential Suite 2018」はあくまで簡易バージョンですから、グラフィック関連のプロであれば、CorelDRAW Graphics Suite 2018や、グラフィックソフトでは圧倒的なシェアのAdobeのソフトを使うことになると思います。

しかし、企業の中で広報担当になった場合、あるいは個人で楽しむということであれば、CorelDRAW Essential Suite 2018はおおかた必要な機能は兼ね備えていながら、価格が安いのでお勧めです。

ただし、使い勝手などは人によって異なりますから、30日体験版が使える上位バージョンのCorelDRAW Graphics Suite 2018を使ってみるとよいでしょう。

[記事公開日]2018.06.07
[最終更新日]2018.10.04
[ライター]natsu