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コーダーなるには?学ぶべき3大スキルと必須ソフトについて

コーダー(HTMLコーダー、Webコーダー)とは、WebデザイナーがデザインしたものをHTML、CSS、Javascriptなどを使ってコーディングを行い、インターネット上でWebサイトとして閲覧することができる形にする職業のことを言います。

個人で仕事をしているWebデザイナーは、デザインもコーディングもこなすことが多いのですが、企業で仕事をする場合は、Webデザイナーとコーダーは分業として作業することが多くなっています。

コーダーになるには、どのようなスキルが必要か、必要なソフトウェアや効果的に学ぶ方法など、詳しく紹介していきます。

コーダーになるにはどんなスキルが必要?

どこまでできればコーダーと言えるのか、明確な規定はありませんが、以下のスキルが求められます。

1. HTML、CSS、JavascriptやJqueryを扱えるスキル

最低限、Webデザイナーがデザインしたものを、HTMLで表現するところまではできる必要があります。

Javascript、Jqueryなどのスクリプトは、オリジナルの物を制作するのでなければ、さまざまなスクリプトがインターネット上でオープンソースとして公開されていますので、それを利用することが可能です。

ただし、サイズや動きなどを変更する必要がありますから、カスタマイズはできるようになる必要があります。

デザイナーではないため、デザインができなくてもいいのですが、バナーくらいは作れるようにしたいものです。

2. CMSを扱えるスキル

通常のHTMLで制作するWebサイトの他に、WordPressなどのCMSで制作するWebサイトもあります。

最近では、一部をクライアントが更新できるようにWordPressで作られることも多くなっています。

WordPressは、テンプレートの通りにテキストと画像を入れるだけであれば、HTMLなどの知識はそれほど必要ありませんが、テンプレートを作る、カスタマイズするとなると、PHPのスキルが必要になります。

一般の人が、WordPressのテンプレートのままブログを作る場合と異なり、企業のWebサイトを制作する場合は、カスタマイズできることが必須です。

そのためには、独自のPHPプログラム(テーマ関数)の知識が必要です。

また、併せて、データベースの知識、そして、WordPressは攻撃されやすいため、セキュリティの知識も持ち合わせていなくてはなりません。

最近のコーダーは、CMSでのサイト制作の依頼も増えていますから、WordPressなどの扱い方を学んでおくとよいでしょう。

3. プログラマーとしてのスキル

コーダーと言うと、主に、フロントエンド(Webサイトの見える部分)のコーディングを行う職業のことを言います。

上述したように、HTMLやCSSが扱えることは当たり前として、Javascriptのカスタマイズくらいは必須となります。

ここからは、コーダーというよりはプログラマーと言えるかもしれませんが、Webサイトに関連するプログラムを扱うことができるようになれば、尚、需要があるでしょう。

まとめてみると

1. コーダーに必須なスキル
HTML、CSS、JavaScript(カスタマイズは必須)
2. できれば取得したいスキル
PHP(特にWordpressなどのCMSが扱えるようになる)
3. プログラマーにもなれるスキル
データベース(SQL)、Java、Perl、Ruby、Python、サーバー構築など

 

となります。

コーダーからスキルアップして、プログラマーになるという方もいます。

必要なソフトウエア

Adobe CC(Creative Cloud)でまとめて複数のソフトを使用

https://www.adobe.com/jp/

コンプリートプラン:個人 4,980円~、法人 6,980円

コーダーは、Webデザイナーから受け取るPhotoshop画像やIllustrator画像を扱いますから、PhotoshopとIllustratorの2つのグラフィックソフトは必要です。

その他、HTMLを作成するためのソフトなども必要になるので、月額料金はかかりますが、Adobe CCでAdobe全ソフト(いろいろなフォントも使えます)を使用できるようにしておくと便利です。

コーディングはHTMLエディタを使って、手打ちでコーディングを行う方法もありますが、初心者の場合は、Dreamweaverを使う方がはるかに楽です。

Dreamweaverを使っていて慣れてくると、エディタ画面で手打ちをするようになってくるものです。

手打ち派にはHTMLエディタ

コーダーの中には、Dreamweaverなどのソフトを使わず、手打ちの方が簡単で早いと言う人もいます。

人気のエディタには

1. Brackets

http://brackets.io

 

2. Coda

https://panic.com/jp/coda/

 

3. Sublim Text

https://www.sublimetext.com/

 

などがあります。

ただし、その場合でもWebデザイナーから届く、PhotoshopやIllustratorを開く必要がありますから、Adobeソフトは必要となります。

PhotoshopやIllustratorは、単体で使用するプランで、個人の場合2,180円、法人の場合2,980円です。

2つのソフトを単体で使う場合、すべてのソフトを使えるコンプリートプランの場合と料金はあまり変わりませんから、コンプリートプランの方がお得です。

コーダーになるにはどのように学べばいいの?

コーダーは、プログラマーほど敷居は高くないので、独学でも十分に勉強することができます。書籍や無料のオンラインセミナーを利用し、地道に勉強する方法もあります。

最近では、高校や大学の授業でIT関連の授業や講義があり、HTMLやCSSの基礎はできているという場合もあるかと思います。

独学で学ぶ以外には、お金を払い通学制のスクールに通う方法があります。

通学制のスクールに通うメリットとしては、不明点などが出た場合に質問できる、挫折しにくい、仲間と励まし合える、短時間でマスターできる、などが挙げられます。

実際に仕事をしてみると、Webデザイナーから上がってくるデザインがとても複雑なときがあり、どのように動かしていいかわからない場合など、必ず壁が出てきます。

この壁を乗り越えるためには、どれだけ経験を積むかが大事になってきます。

独学で多くの経験を積むためには、いろいろなWebサイトを観察して、これと思ったWebサイトをそっくり再現してみる、などの方法があります。

とは言え、独学の場合、どこまでのクォリティが必要なのか、実際にどのような注文が付けられるのか、そもそも自身のレベルがどのくらいなのか、などわかりにくいです。

そう考えると、お金を払ってでもスクールに通う価値はあるかもしれません。

未経験で就職して、一から学べる場合も

Web制作会社、Webコンサルティング会社などに未経験で就職、あるいは転職をして、会社の研修として一からコーディングを学ぶことができる場合もあります。

その場合でも、前もって一通りの知識を身に着けておけば、少しでも早くスキルが身に着きます。

コーダーに向いている性格

コーダーは、プログラマー同様、忍耐強くないと務まりません。

朝から晩までHTMLタグやJavascriptのコーディング作業を行い、バグがあれば見つかるまでバグ探しを行います。

また、緻密さも必要です。

Webデザイナーからすると、コーダーがHTML化したWebサイトを見ると、元のデザインとどこかが違う、と感じることが多々あります。

これは、コーダーがWebデザインを100%忠実にコーディングしていないからです。たとえば、1~2pxずれているだけでも雰囲気が違って見えるものです。

そうした個所が多数あると、コーダーしてみれば形通りに配置したつもりでも、デザイナーにとってみれば、元のデザインとは別物に見えてしまいます。

1pxに至るまで、忠実にデザインを再現する緻密さが大切になります。

また、デザインは静的なもので、動きなどは再現できませんので、この場所のデザインはどのような動きを想定しているかなど、デザイナーとしっかりとコミュニケーションを取れることも重要になります。

まとめ

コーダーになるには、将来的にプログラマー(バックエンドエンジニア)を目指す方向で勉強することをお勧めします。

デザインを行わないHTMLとCSSとJavascriptを少しかじった程度のコーダー専門の職種では、年収もそれほど多くはありません。

今後はCMSの需要もますます増えて行くと思われますから、まずはフロントエンドエンジニアレベル(PHPやJavascriptを完全マスター)、さらにはバックエンドエンジニアとしても活躍できるようになれば、年収も上がって行くでしょう。

[記事公開日]2018.06.19
[最終更新日]2018.10.04
[ライター]natsu