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実践型デザイン学習サービス「Cocoda!」はどうなの?試してみました

現在、自分のデザインのスキルをもっと高めようと思っている方、自分のデザインって他のデザイナーと比べてどうなの?と思っている方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、実践型デザイン学習サービス「Cocoda!」をご紹介したいと思います。

Cocoda!は、2018年5月にβ版のサービスを開始して、同年9月に正式にサービスをリリースした、これまでにないUIデザインを学ぶためのオンライン学習サービスです。

目標は、「UIデザイナーとして働くこと」を想定しています。

Cocoda!で学ぶことが想定されているのは、もちろんデザインを勉強したい人やデザイナーになりたい人なのですが、今のところは、まったくの初心者には少しハードルが高いようです。

Cocoda!

URL:https://www.cocoda-design.com/

「Cocoda!」ってどんなサービス? 

デザインはこれが正しいとは言い切れない部分もあり、なかなか自力で学習することが難しいと言われます。

Cocoda!のコンセプトはDesigner’s Passport」。デザインのスキルと実績を作るための「デザイナーになるためのパスポート」と提言しています。

学習しながらも、完成した自身の作品はポートフォリオとして残すことができ、他のユーザーの作品を見ることもできるという、これまでにない新しいサービスです。

実際の使い方をご紹介します。

1. まずは「お題」を選ぶ

「お題」というのは、クライアントからの依頼があった案件を想定しています。

ここでは、「バイト探しアプリが欲しい!」という案件を選ぶとします。各案件には、この案件ではどんな力が付くかが簡単に明記されています。

今回選んだバイト探しアプリの場合は
「競合アプリのリサーチ力が付く」
「具体的なペルソナを考える」
ということです。

バイト探しアプリのページへ移動してみると、このようなコンセプトが書かれています。

「バイト探しアプリが欲しい!」

「もっと手早くバイトを探したい人が、その人自身にぴったり合ったバイトと出会えるような新しいアプリを作ろう!」

<依頼詳細概要>
遊び盛りの大学生(軽音サークル所属、ドラム担当。親からの仕送りがあるが自分や友達のライブにお金が飛んでいくので足りない)のテツが、もっと楽にバイト探しができるアプリを欲しがっているという内容になっています。
このアプリを使うと思われるターゲットのプロフィールや生活スタイルなども書かれているので、ターゲットに沿ったUIを作ることに役立ちます。

2.「この依頼に取り組む」をクリック

お題が決まったら、「この依頼に取り組む」をクリックします。

すると、次の画面では、このお題に取り組むための詳細、フロー、経過時間、提出するもの、参考となる他社のサービスなどが表示されます。

画面左側は、作業スタートからの経過時間のストップウォッチがセットされています。

画面右側は、このデザインを作るためのフローが書かれていて、各項目を開くと詳細が表示されます。

これにより、どのように作業を進めて行くかがよくわかるようになっていて、通常デザイナーたちがどのように仕事を進めて行くのかを把握することができます。

3. フローに従って制作開始

依頼の進め方は以下の通りになっています。

経過時間が分かるようになっているので、どのステージにどのくらい時間がかかっているかを把握することができます。(もちろん一時停止もできます)

各項目には参考例も付いているので、それらを参考にして進めて行きます。

  1. 機能をブレスト!アイデアを膨らまそう
  2. 対象ユーザーを決定しよう
  3. コア機能の決定
  4. ステートメントシートにまとめよう
  5. ワイヤーフレーム
  6. ビジュアルイメージを作成して完成

4. 完成!作品を提出。作品はポートフォリオに追加される

完成した作品は、自身のポートフォリオに追加されます。

その際、コンセプト/ターゲットと抱えている課題/使用される場面/コア機能/デザインの工夫などを明記します。

これは、実際の仕事の現場でも、クライアントに説明する必要のあるものですから、こうしたことを常に考える癖をつけることは重要です。

その他、今回の制作で考えたことなどを選択方式で選んでいきます。

こうしたものを一緒に提出することで、実際のクライアントへのプレゼンテーション能力も一緒に養うことができます。

Cocoda!のメリット

Cocoda!が、今までにないサービスと言われるのは、いくつかの特長からも知ることができます。学習サービスでありながら、プレゼン力や他の人との比較、ポートフォリオの作成などができるからです。

実際のデザイナーの監修を受けているので、実務につながりやすい

実際のデザイナーの監修の元に作られたものであるため、デザイン完成までのフローや顧客に説明するべき内容など、より実践に近い流れに沿って作成することができます。

ポートフォリオはクラアインとや就職企業に提示できる

制作したデザインを提出すると、そのままポートフォリオとなります。いくつものデザインを制作して行く中で、だんだん完成後が高くなる推移を後から見ることができます。

実際の業務の場では、クライアントは必ずと言っていいほど、実績の提示を求めてきますが、ここで作った作品をポートフォリオとしてクラアントや就職先企業に見せることも可能です。

他の人の作品を見ることができる

お題を提出すると、他の人の作品も見ることができます。これにより、自分のデザインレベルが他の人と比べてどのくらいなのかを知ることができます。

他の人の作品と比べてみることにより、自分に足りない部分の再認識、自分の仕事を客観的に見ることも可能となります。

Cocoda!のデメリット

初心者には難易度が高い

Cocoda!のお題は、初めてデザインを学びたいという方には、難易度が高くなっています。

しかし、今後は初心者向けのお題も追加されて行くようになるとのことで、いずれ解決することになるでしょう。

学びたい分野のデザインがない場合もある

現在のところ、まだ学びたい分野の課題がないということもあるかもしれません。こちらも今度随時お題は追加されて行くことで徐々に解消されていくでしょう。

また、学習したい分野に限らず、さまざまな機能については、Cocoda!側にもリクエストをしてみることも有効かもしれません。

まとめ

Cocoda!のインターフェースを見ると、とてもシンプルで、学習の進め方も特にマニュアルがなくても、わかりやすい仕様となっています。

2018年9月現在、正式にリリースしたばかりなので、今後新しい機能や、初心者向けのお題なども追加されて行くことになると思うので期待したいところです。

Cocoda!は、単に「デザインができるようになる」というだけではなく、これまで、見た目重視でデザインを行ってきた方も、今後、機能性、ターゲット、トレンドなどを意識して、「なぜこのデザインを作ったか」を、クライアントにきちんと説明できるようになることが素晴らしいところです。

いずれにしても、これまでにないデザイン学習サービスとなっており、使ってみる価値は大いにあると思われます。

Cocoda!

URL:https://www.cocoda-design.com/

[記事公開日]2018.10.10
[最終更新日]2018.10.11
[ライター]natsu