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情報起業家(インフォプレナー)の将来について考えてみた

情報起業家(インフォプレナー)の将来について考えてみた

インターネットが一般に広く普及して20数年あまりの間に、「情報」が簡単に手に入ることが当たり前となり、今では情報はライフラインの一つとも言われています。

インターネット上にはさまざまな情報がたくさんあふれていて、知りたい情報はスマートフォンでいつでも調べることができます。

わからない事はすぐに調べることが当たり前となった現代において、次の課題は、いかに自分が必要としている、ピンポイントの情報にたどりつくことができるかどうかが課題となります。

たとえば、無料の井戸水よりもなぜお金を払って水道の水を買うのかと言えば、衛生的・安定的に供給されるというメリットがあるからです。

同じように「情報」についても、本当に自分が必要としているものであれば、情報という形のないものに、お金を払って買うということに抵抗がなくなってきたのです。

そうした状況を背景に「情報起業ビジネス」の市場は、この10年ほどの間に劇的に拡大してきました。

これからの情報起業

情報起業家(インフォプレナー)が販売する情報商材は、主に悩みなどを解決する方法をマニュアルにしたものです。

「稼ぐ方法」「痩せる方法」「体の不調を直す方法」「恋愛がうまく行く方法」「TOEICの点数を上げる方法」「競馬で勝つ方法」「FXで勝つ方法」など、人知れず悩みを解決するための情報がほとんどです。

それだけに、購入者の本気度も高く、見込み客としてアプローチしてくる人の購入率は決して低くはありません。

時代が変わっても、人の悩みがなくなることはありません。

「情報」を得る対価としてお金を払うという垣根が取り払われたからには、その悩みを解決するためのいい情報であれば、将来的にも必要とされていくでしょう。

しかし、情報商材の中には、詐欺まがいの商材、価格が高いのに内容が非常に薄い商材などが存在することも事実です。

情報商材が出始めた頃に比べ、現在は「情報商材は詐欺」「情報商材は怪しい」というような風潮もありますから、ユーザーも慎重になっているため、売れ行きが以前ほど高くありません。

しかし、だからと言って廃れていくかと言うとそういうことはなく、本当にいい商材を販売している情報起業家(インフォプレナー)はしっかりと利益を上げています。

今後について、コンテンツについては情報商材ASPがしっかり審査し、いい情報だけを世に出す努力をする。

購入者は、なるべく審査の目を通した商材や、レビューの評判などを調べて購入することで、情報商材の評価も少しずつ改善していくと思われます。

情報商材のアプローチの仕方が変わって行く可能性

最近は「予防医学」という言葉がよく使われています。
病気になってから高いお金を払うのではなく、病気にならないように予防しようということです。

情報商材についても、これと同じ考え方で、「予防」についてターゲットを広げて行けば、マーケットは拡大するでしょう。

通常、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の考え方は、「ターゲットを絞る」ことが重要とされています。

ですから、ターゲットを広げるといっても、「お腹が痩せたい人向けの商材に、足が痩せたい人もターゲットにする」という意味ではありません。

お腹周りを痩せたい人向けの商材を、「今のところ、お腹周りは太っていないけれど、将来も太りたくない人」向けに、ターゲットを拡大するということです。

「2年後、5年後、10年後もスレンダーな体をお約束」するわけです。

厚生労働省の調査によれば、最近のシニアは、健康を維持するためのサプリメントやスポーツジムにはかなりお金をかけていると言います。
病気にならないように予防をしているということです。

これと同じように、情報商材も現在盛んに行われている「〇〇を解決するための商材」だけではなく、「〇〇にならないための方法」という、〇〇予備軍、さらには予備軍以前の段階の層へのアプローチが行われる可能性もあります。

これらは〇〇に悩んでいる人へのアプローチよりはるかに難しいものです。

しかし、もともとセールスコピーは読者をすぐ購買に結び付けるという難しい手法を実現したのですから、将来的にそうした手法が出てくる可能性もあります。

予備軍へのアプローチとしては、今でも、「Fearアピール」と言う手法は存在します。

例えば、「顔の奥に潜んでいるシミ予備軍が、数年後一気に表面に現れます」というように読者に恐ろしい現実を突きつけて、その解決方法を提案する、というものです。

予備軍以前の層というのは、自分が〇〇という悩みを持つことになるであろうことにさえ気が付いていない層へ、悩みを気づかせて商材を売るということです。

例えば、きれいな肌の人へシミ・シワ対策のマニュアルを売る、スレンダーな人へダイエット器具を売る、裕福な人へ稼ぐ方法を提案する、賭け事が嫌いな人へ競馬で勝つための提案をするというようなものになります。

これらはすべてセールスコピーが今後どのように発展していくかにもよりますが、現在でもそれに近いものは存在します。

このようにして、形を変えて情報起業のマーケットが拡大していくのでは、と予想されます。

情報起業家(インフォプレナー)の将来

現在、トップインフォプレナーと言われる人の中には億単位の収入がある人も珍しくありません。
ところが、それが長続きせず、数年後には破産するというケースもあります。

売れる情報商材は、商材のコンテンツ+セールスコピーのインパクトがとても大きく、ユーザーを引き付けるのですが、そのインパクトに内容が追い付いていない商材があります。

あるいは、情報そのものは正しいものであったとしても、それを実践して成功するためには、購入者も相当の努力をしなければならないという商材もあります。

セールスコピーの力は、人を大きく引き付けるものではありますが、それがあまりにも誇大広告になってしまうと、次第にユーザーも離れて行ってしまいます。

結局は、質のいい情報を、適切なコピーと適切な価格で販売して、情報起業家としての人気を得ることができた情報起業家が、今後も残って行くことになるでしょう。

一般書籍の著者は、作家であったり、経済や料理の専門家であったり、コラムニストであったり、何かしら書くことに長けている人であることが多いのです。

しかし、今のところ、情報起業家(インフォプレナー)は元手をかけずに誰でも簡単になることができる、と謳われていますから、気軽に情報起業家(インフォプレナー)として活動し始める人が多く存在します。

将来的に、とても質の良い情報商材だけが残っていくとすれば、マーケットはさらに拡大し、情報起業家も、一般の書籍の著者のように、文章を書く専門家のような扱いになっていくかもしれません。