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アフィリエイターの将来について考えてみた

アフィリエイターの将来について考えてみた

スマートフォンが登場して以来、その普及率の増加とともに、EC市場も拡大してきました。

ユーザーがいつでもどこでもネットでショッピングができるようになると、各企業は数多くの競合がいる中で、いかにしてネット上で商品やサービスを売るかに注力するようになりました。

これによりアフィリエイターの活動範囲や可能性なども大きく拡大していたのではないかと思われますが、実際の所はどうなのでしょうか?その辺りについて考えて行きたいと思います。

アフィリエイトの現状

企業は、商品やサービスを宣伝するために、リスティング広告・その他の新聞、雑誌の広告・電車広告・テレビCMなどを利用していますが、その広告宣伝費は馬鹿になりません。

そこで、多くのアクセスを獲得しているアフィリエイターのWebサイト・ブログや、多くの読者がついているメールマガジンで宣伝してもらう、という手法が登場しました。

アフィリエイト広告は成果報酬なので、企業側は売れた分だけの報酬を支払えばよく、無駄な広告費が発生しないなど、非常にコストパフォーマンスに優れた手法です。

アフィリエイターは、紹介する商品やサービスについて、ASPを通して自分で選択しています。
販売者である企業とは直接の関係がないため、仮に売れなかったとしてもクレームなどなく、企業に対するプレッシャーを感じることなく活動できます。

このように、企業にとってもアフィリエイターにとっても、両者ともwin-winという関係を築ける魅力的な仕事ですから、将来的にもずっとこのままの形で続いて行くと思われます。

2極化しているアフィリエイト

アフィリエイトプログラムが始まってから、アフィリエイターの人口は増え続けており、2017年現在、国内のアフィリエイターは500万人にも上ると言われています。

その中で、270万人以上のアフィリエイターが月収5,000円未満である一方で、月収1,000万円以上という高額収入のあるアフィリエイターが100人以上もいます。

アフィリエイター市場は数少ないトップアフィリエイトが大きな額を稼いでいます。

アフィリエイトを始めて、最初の数年は成果が出ないことが多いのですが、そこを乗り越えて、徐々にWebサイトやブログに集客ができてくると、収入が一気に増え始め、月収100万円という数字が雲の上の数字ではなくなってくるということです。

つまり、2極化の上の方に上りつめる分かれ道は、もちろんある程度のスキルは必要ですが「継続できるかどうか」によるものが大きいと言えます。

有能なアフィリエイトを企業が囲い込む可能性

さて、その2極化したアフィリエイターのうち、高額を稼ぐようなアリフィエイターを企業は放っておきません。

中には、企業自らアフィリエイト専用のWebサイトを起ち上げて、有能なアフィリエイターをリクルートする、あるいは報酬額を増額するケースもあります。

リクルートする対象はトップアフィリエイターや、多数の読者を持っているブロガーやメールマガジンの筆者です。

例えば、ランキング上位にランクインしているブログに登場する大人気の猫が、さまざまなメディアで取り上げられることがあります。

CMに出演したり、Yahooのトップページなどで紹介されれば、その猫のブログのアクセスはさらに伸びます。

そのブログの中に猫関連商品の広告が掲載されたり、ブログ内でも紹介された場合、読者の購入率は非常に高くなります。

そうであれば、猫関連商品を販売している企業は、このブロガーと提携することにより、コストパフォーマンスの高い宣伝ができますから、このブロガーに高い報酬を払ってでも広告を出してもらいたくなるでしょう。

上述した様に、企業にとっては購入してもらえるかどうかがわからない広告に何百万円、何千万円かけるよりも、購入が発生した時のみ報酬が発生するアフィリエイトの方が圧倒的にコストパフォーマンスがいいので、有能はアフィリエイトを囲い込むということが、今後ますます多くなってくる可能性があります。

もちろんその場合は、一般のアフィリエイターの報酬よりは高めに設定することになるでしょう。

もしそうなれば、今まではASPを通してアフィリエイト活動をしていましたが、今後は企業もアフィリエイターを選ぶようになり、アフィリエイターと企業が直接関係を持つようになると思われます。

アフィリエイターになるハードルが高くなる可能性

今後、アフィリエイトの市場規模はますます拡大して行くと予想され、アフィリエイターも増え続けていくと思われます。

同じ商品を何人ものアフィリエイターが宣伝し、ユーザーは、その中から1つ選んで購入に至ります。

そのためには、他のサイトより、価格設定、商品について詳細説明、画像などが見やすく配置されている事、買いたくなるような魅力的なコピーが書かれている事、が重要な要素となります。

デザインにも気を使わなくてはなりませんから、仮に無料のテンプレートを使っていたとしても、Webサイトやブログをカスタマイズできるスキルは必須になるでしょう。

特典などを付ける、無料オファーを提供して購入者のメールアドレスを取得するなど、さまざまな工夫も必要となって来ます。

また、情報商材のアフィリエイターでなくても、セールスコピーのスキルも身に着けておきたいものです。

将来的に、このままアフィリエイターが増え続け、各アフィリエイターがしのぎを削って行けば、業界自体のレベルも高くなり、アフィリエイターになることのハードルも上がります。

つまり、片手間でできる仕事ではなくなっていくことも考えられます。

企業がアフィリエイターを囲い込む可能性を前述しましたが、将来はそのような「プロアフィリエイター」に対抗できるだけのスキルを持ったアフィリエイターでないと、収入を得られなくなっていくかもしれません。