
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、企業や個人などが販売している商品やサービスを、自分のWebサイトやブログ、SNS、メールマガジンなどにリンクを貼って宣伝し、商品・サービスが売れた場合、成果報酬を受け取ることができるシステムです。
販売者側からすると、自社商品やサービスを、アフィリエイトという方法で広告宣伝を行っていることになります。
アフィリエイトを行っている人のことをアフィリエイターと言います。
アフィリエイトは、パソコンとインターネット環境さえあれば、場所や時間を選ばすに作業ができるため、副業として行っている人もいます。
アフィリエイトのメリットとデメリットは?
メリット
- 低コストで手軽に始めることができる
- アフィリエイトを行うには、企業の商品やサービスへのリンクを貼るための、Webサイトやブログ、SNS、メールマガジンを用意する必要があります。 Webサイトの場合、サイトを設置するために必要なレンタルサーバーも、月額数百円からありまし、無料ブログやSNS、メールマガジンを利用することもできます。 つまり、パソコンとインターネット環境があれば、低コストで手軽に始めることができます。
- 在庫リスクがない
- 実際の販売は発売元の企業や個人が行いますから、商品の在庫を抱える必要がなく、在庫リスクがありません。
- 働く場所も時間も期間も自由
- パソコンとインターネット環境がある場所であれば、どこでも作業はできますし、作業時間も期間も自由です。 ですから、副業で行う、あるいは、特定の期間だけ行うという事も可能です。 しかし、ブログやSNSの場合は、まめに更新しないと読者が離れていくということもありますので、できるかぎり更新する必要があります。
- 学歴や職歴不問、人間関係などのわずらわしさがない
- 基本は個人で行うビジネスであるため、会社組織にする必要はありません。 従って、学歴や職歴は必要なく、また、わずらわしい人間関係に悩むこともありません。
- やればやるだけの成果を出すことができる
- 軌道に乗るまで簡単ではありませんが、会社員と違い成功報酬制なので、やればやるほど収入が増えていく可能性もありますので、非常にやりがいがあります。
デメリット
- 稼げるようになるためには勉強が必要
- 低コストで気軽に始められるとは言っても、それなりの収入を得るためには、ノウハウを勉強することが必要です。 効果的なWebサイトの作り方、ブログやメルマガの文章の書き方、また、マーケティングの知識があることが望ましいです。 特に情報商材のアフィリエイトを行う場合、報酬は高いのですが、セールスコピーのスキルを身に着けることは必須です。
- 収入が不安定
- 一つの商品が、いつまでも販売されているわけではありません。 また、売れたとしても、いつまでも売れ続けているわけでもありません。 売れる商品もあれば、売れにくい商品もありますので、必ずしも安定しているとは言えません。 ですから、常に新しい商品を探しておくなどの努力をする必要があります。
- 病気や怪我に備えておかなくてはならない
- アフィリエイトに限らずですが、個人で仕事を行う場合は、自分の体が資本なので、病気や怪我などで仕事ができなくなった場合の保険など、自分で備えておかなくてはなりません。
アフィリエイトはどのように始めるの?

用意するもの
- メールアドレス
- 銀行口座
- 商品を紹介する媒体
- Webサイト(独自ドメインを取得することが望ましい)
- ブログ(独自ドメインでブログを作ることが望ましい)
- メールマガジン
- SNS登録
など
※いずれもプライベートで使用するものとは分けたほうがいいようです。
ASPに登録する
アフィリエイターになるには、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ/Affiliate Service provider)に登録します。
それによって、企業の商品やサービスの広告のためのURLを取得して、自分のWebサイトやブログ、SNSやメールマガジンに貼ることができます。
有名なASPとしては、
- A8.net
- バリューコマース
- LinkShare
などがあります。
※その他に、ASPではありませんが、
Googleアドセンスを利用する、という方法もあります。
情報商材のASPでは
- インフォトップ
- インフォカート
- サブライムストア
などがあります。
商品を紹介する
Webサイト、ブログ、SNS、メールマガジンなど、該当URLのリンクを貼り、商品やサービスを紹介していきます。
情報商材の場合は、少し特殊な方法で紹介します。
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の手法を使い、読者をすぐに購入へ導くようなセールスコピーを使って宣伝します。
そのためには、あらかじめ、セールスコピーライティングのスキルを身に着ける必要があります。
実際に購入された場合は成果に応じた割合の成功報酬が銀行口座に振り込まれます。
アフィリエイトの種類
アフィリエイトの中には、媒体別、手法別にいくつかの種類があります。
媒体別
- ブログアフィリエイト
- 自分のWebサイトやブログを利用してアフィリエイトを行う方法です。 無料ブログを利用することもできますが、アクセス制限やシステムの終了などの危険性があり、できれば、独自ドメインを取得して、自身のサイトとして運営することが望ましいです。 成功報酬型・クリック保証型・インプレッション型など報酬の発生の仕方もいろいろあります。
- Youtubeアフィリエイト
- 動画を投稿し、その再生回数により報酬が発生します。
- メルマガアフィリエイト
- メールマガジンを発行して、アフィリエイトを行います。 よほどの文章テクニックがないとメールマガジンが読まれませんから、情報商材アフィリエイトと併用するなどして、見込み客を囲い込む目的で行うのがよいでしょう。
手法別
- トレンドアフィリエイト
- トレンドアフィリエイトは、もっともアクセスを集めやすいと言われている手法です。 今話題のキーワードを使って記事を書くことによって、アクセスが集めやすくなります。 初心者が手っ取り早くアクセスを稼ぐのに向いています。
- PPCアフィリエイト
- PPC広告を使って、自分のランディングページへ誘導する手法です。
- 物販アフィリエイト
- アマゾンや楽天、ASPの物販商品などを紹介して、成果報酬をもらう方法です。
- 情報商材アフィリエイト
- 情報商材ASPに登録して、情報商材を紹介します。 情報商材のアフィリエイトは、報酬がとても高いため、人気もあります。 しかし、それなりの収入を得るためには、セールスコピーライティングのスキルが必要なため、誰でも高収入を得られるというわけではありません。
- 自己アフィリエイト
- 自己アフィリエイトは生活必需品など、普段必ず購入するものを、自分のアフィリエイトサイトから購入するということです。 ただし、一度だけしかできませんので、とりあえずの資金稼ぎには有効です。
アフィリエイトは簡単に稼げる仕事か?
2017年現在、アフィリエイター人口は、およそ500万人以上とも言われており、年々増え続けています。
アフィリエイトは在庫を持たず、宣伝をするだけで報酬が発生し、副業で行うこともできるので人気が出ていますが、誰でも簡単に稼げるというわけではありません。
アフィリエイトマーケティング協会(http://affiliate-marketing.jp/invest/)の調査によれば、アフィリエイターの67.6%は月収5万円にも満たないとのことです。
しかし、3年以上アフィリエイトを行っている人の5~6人に1人は、月収100万円を超えているというアンケート結果もあります。
最初は収入が少なくても、しっかりノウハウを学び、サイト運営やメンテナンスを行い、試行錯誤をすることによって、徐々に収入を増やしていくことが可能です。